「削除されたユーザーの復元」機能の概要
作成日:2023年4月7日 | 更新日:2023年11月21日
本ナレッジでは、ADManager Plusの[削除されたユーザーの復元]機能の概要を説明します。
概要
ADManager Plusの[削除されたユーザーの復元]機能を使用することで、削除済みのユーザーを復元できます。
制限および条件
ADManager Plusが管理するドメインのごみ箱機能の設定(無効または有効)によって、制限および条件があります。
Active Directoryのごみ箱機能の詳細はMicrosoft社のページをご参照いただけます。
ごみ箱機能が無効である場合
- 必須属性のみ復元できます。
- 復元対象ユーザーが削除されてから、対象ユーザーの「Tombstone-Lifetime属性(参照)」に割り当てられた日数を経過していない必要があります(日数を経過すると、Active Directoryから完全に削除されるため、復元できません)。
ごみ箱機能が有効である場合
- すべての属性を復元できます。
- 復元対象ユーザーが削除されてから、対象ユーザーの「ms-DS-Deleted-Object-Lifetime属性(参照)」に割り当てられた日数を経過していない必要があります(日数を経過すると、Active Directoryから完全に削除されるため、復元できません)。
「削除されたユーザーの復元」機能の使用方法
- デフォルト管理者(admin)、または、[削除されたユーザーの復元]機能の使用権限を割り当てたユーザーでADManager Plusにログイン
- [AD管理]タブ->ユーザー管理->[削除されたユーザーの復元]をクリック
- ドメインを選択
- [名前を検索]より復元対象ユーザーを検索、または、[CSVのインポート]より復元するユーザー情報を記載したCSVを選択
- 対象ユーザーにチェックを入れ、[適用]をクリック
5-a. [名前を検索]より検索した場合は、復元対象ユーザーを選択して[適用]をクリック
5-b. [CSVのインポート]よりCSVを選択した場合、[続行]をクリック後の画面にて復元対象ユーザーを選択して[適用]をクリック
手順は以上です。