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ワークフローのSLA機能


本ナレッジでは、ビルド7200で追加されたワークフローのSLA機能についてご案内いたします。

【目次】

概要

ワークフローのSLA機能により、人的ミスや不正な承認/実行などを防止することができます。
機能の目的
ワークフローのSLAとは

機能の目的

次のような目的があります。

  • ワークフローでの人的のミス防止
  • ワークフロー上の不正な承認/実行の防止
  • ワークフローの効率化

    ワークフローの効率化の例:
    ・ワークフローに割り当てているオペレーター(レビュー担当者、承認者、実行者)が不在時の対策
    ・長期間保留中のワークフロー対策 など

ワークフローのSLAとは

管理者/ワークフローのオペレーターに対して期待するワークフローのサービスレベルです。
SLA違反時のフローとして、次のような内容を設定できます。

  • ワークフローリクエストの優先度変更
  • 管理者/ワークフローへのSLA違反通知
  • 管理者/ワークフローへのリマインダー
  • ワークフローリクエストの再割り当て(管理者/ワークフローのオペレーターの変更)
  • ワークフローリクエストのクローズ/キャンセルの自動化

設定方法

次のようにSLAを設定できます。

  1. [ワークフロー]タブ-->[設定]-->[サービス品質保証制度(SLA)]-->[新規SLA(サービス品質保証制度)の追加]をクリック
  2. 各項目を入力

    • SLA名:SLA名を入力
    • SLAルール:SLA任意の条件
    • 応答時間:ワークフローリクエストをクローズするまでの期間を選択
    • エスカレーション:SLA違反時のフローとして、「レベル1」~「レベル3」から任意のレベルを設定

      ~後にエスカレート:ワークフローリクエスト作成からSLA違反を通知するまでの期間を選択
      通知テンプレート:SLA違反の通知テンプレートを選択(作成/編集)
      通知頻度:SLA違反の通知頻度を選択
      ※「通知頻度」の下にある[処理]オプションをクリック後に設定可能な項目は次のとおりです。
      要求の割当先:SLA違反時のワークフローリクエストの割当先を選択
      変更優先度:SLA違反時のワークフローリクエストの優先度を選択
      変更リクエストの状態:SLA違反時のワークフローリクエストのステータスを選択

  3. [作成]をクリック

補足

エスカレーション

「レベル1のエスカレーションを有効にする」では、どのレベルでも最短1日から設定できます。

通知テンプレートを作成/編集する方法

各手順をご参照ください。

通知テンプレートを作成する方法
[テンプレートの選択]画面の右上にある[新しいテンプレートを作成する]より新規作成できます。

通知テンプレートを編集する手順
[テンプレートの選択]画面にて、選択したテンプレートの鉛筆マークをクリックしてください。表示された画面で通知内容を編集できます。
<鉛筆マークの画面>

<編集画面>

SLAの優先度を設定する場合

次のように、SLAの優先順位を設定できます。

  1. [サービス品質保証制度(SLA)]画面の右上にある[SLAの優先]をクリック
  2. 各SLAをドラッグし優先度を設定