CSVファイルを利用したグループメンバーの一括削除
CSVファイルを利用して、グループに所属しているメンバーを一括削除する方法をご案内いたします。
確認ビルド:7231
使用するLDAP属性
CSVファイルを利用して、グループからメンバーを一括削除する際に使用するLDAP属性は、以下のとおりです。
| 表示名 | LDAP属性名 |
|---|---|
| SAMアカウント名 | sAMAccountName |
| メンバー | member |
<記述例>
sAMAccountName,member
testgroup_1,""
- 1行目にLDAP属性名を記載し、2行目以降に対象となるグループのSAMアカウント名と二重引用符("")を記載する
- グループ名は、グループからメンバーを全て削除する場合は、二重引用符("")を空のままにする
- グループに残したいメンバーがいる場合は、二重引用符("")の中に、メンバーの識別名をDN形式で記載する
- 複数のメンバーを記述する場合は、セミコロン(;)で区切る(記載例はこちらのナレッジを参照)
メモ:対象グループのSAMアカウント名および残したいメンバーの識別名は、レポート機能または製品右上のADオブジェクトの検索窓から取得できます。
ADManager Plusでの操作手順
本手順を実施することで、指定したグループのメンバーが削除されます。
テストグループ・ユーザーを利用したテストの実施を推奨します。
テストグループ・ユーザーを利用したテストの実施を推奨します。
-
- [AD管理]>[グループ管理]>[グループの変更]を開きます。
- [インポート]をクリックし、任意のCSVファイルを選択します。
- 対象のグループにチェックを入れ、[ADでの更新]をクリックします。
- [変更する属性]および[アドバンスオプション]を以下のとおりに選択し、[OK]をクリックします(アドバンスオプションの詳細はページ下部を参照)。

- [更新しました]と表示されていることを確認します。

アドバンスオプション
「CSVファイルから値を追加」
- チェックをいれる
既存のオブジェクトに加えて追加されます。(例. ユーザAがG1,G2にすでに所属している場合、G3と書いたCSVファイルをインポートすると、ユーザAはG1,G2,G3に所属することになります)
- チェックを外す
既存のオブジェクトを削除し、指定したオブジェクトを追加します。(例. ユーザAがG1,G2にすでに所属している場合、G3と書いたCSVファイルをインポートすると、ユーザAはG3のみに所属することになります)
「CSVファイルの値が空のとき、Active Directoryの値を削除する」
- チェックをいれる
CSVファイルの値が空だった場合、その項目の値が削除されます。
- チェックを外す
CSVファイルの値が空だった場合でも、変更はされません。