ADSelfService Plus ナレッジベース

ADSelfService Plusの通知機能


このページではADSelfService Plusの通知機能について以下の項目を説明します。

  • セルフサービスを利用したときの通知機能
  • 通知機能で利用される属性について

 

セルフサービスを利用したときの通知機能

 

ADSelfService Plusでは「パスワード期限の通知」とは別途、ユーザーが特定のセルフサービスを利用したタイミングで管理者、利用ユーザーに通知を送ることができます。通知機能を有効にしますと、以下のタイミングで通知を送れます。

 

  • パスワードリセット完了時
  • アカウントロック解除完了時
  • ユーザー登録完了時
  • パスワード変更完了時
  • セルフアップデート操作完了時
  • ユーザーがブロックされた時

 

ポリシーごとによって通知項目を変更できます。

 

【設定手順】

<ユーザーのパスワードリセット時に、そのユーザーに対して通知を送る場合>

1. 管理者としてADSelfService Plusにログインする

2. 「設定」→「セルフサービス」→「ポリシー設定」の順にクリックする

3. 「詳細設定」をクリックする

4. 「通知」タブをクリックする

5. 「パスワードのリセット」タブをクリックする

6. 「メール」、「SMS」、「プッシュ通知」のいずれかを選択する(複数選択可能)

7. 通知の「件名」、「メッセージ」をそれぞれ入力する
(デフォルト値でよい場合は、そのまま「OK」をクリックする)

 

8. 「OK」をクリックする

<ユーザーアクションの通知を管理者に送る場合>

1. 管理者としてADSelfService Plusにログインする

2. 「設定」→「セルフサービス」→「ポリシー設定」の順にクリックする

3. 「詳細設定」をクリックする

4. 「通知」タブをクリックする

5. 「通知」タブの下部にある「管理者に通知」をクリックする

6. 「ユーザーアクションを管理者にメール通知」の横にあるチェックボックスにチェックを入れる
(ユーザーがどのようなアクションを起こした場合でも通知されます)

7. 通知の「メールアドレス」、「件名」、「メッセージ」をそれぞれ入力する

8. 「OK」をクリックする

以上が手順になります。

 

通知機能で利用される属性について

ADSelfService PlusはActive Directoryの属性値を利用して通知を送信します。デフォルトではmail属性が設定されています。
属性値は以下の通知に使用されます。
  • 本人確認の認証コードの送信先
  • パスワード/アカウント期限の通知
  • セルフアップデート操作完了時
  • ユーザーがブロックされたとき
  • パスワード変更完了時
  • パスワードリセット完了時
  • ユーザー登録完了時
属性値はマルチファクター認証下の「プライマリーEメール/携帯電話番号」とパスワード期限の通知下の「属性を編集」から変更できます。いずれかを変更した場合、他の属性編集も影響を受けます。
カスタム属性も追加可能です。2つ以上属性が選択されている場合、上位に存在する属性に入力されているメールアドレスへ優先的にメールが送付されます(通知は2つ以上のメールアドレスには送れません)。優先度が高い属性にメールが届かない場合、下位の属性に送付されます。
AD 属性を利用して通知が送信される場合、上記の規則に沿って通知先が決定されます。ユーザーが通知先を選択できる場合は以下の2通りになります。
  • パスワードリセットの認証コード送信時
  • アカウントロック解除の認証コード送信時本人確認に「認証コードを送信する」方法を選択した場合
※2つ以上のアドレスに対して同時に認証コードを送付することはできません。