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ユーザーのブロック


本ナレッジでは、ユーザーをブロックする機能についてご案内いたします。

<目次>
ユーザーのブロックとは
設定手順

ユーザーのブロックとは

ユーザーのブロックとは、セキュリティ強化を目的とした、一定期間セルフサービス(パスワードのリセット/アカウントロックの解除)を無効にする機能です。
具体的には、不正なパスワードのリセット/アカウントロックの解除を防止するため、
予め「ユーザーをブロックするしきい値」を設定することで、
「本人認証の失敗回数がしきい値を超えたユーザー」によるセルフサービスを無効にできます。

設定手順

  1. [設定]タブ-->[セルフサービス]-->[ポリシー設定]をクリック
  2. 任意の「ポリシー」の鉛筆マークをクリック-->[ブロックするユーザー]タブをクリック
  3. [「身分証明」に失敗したユーザーをブロックします]フィールドにて「しきい値」を設定
    • 試行回数の上限:ブロックするしきい値を設定します。
    • 次の事項においてユーザーをブロック:ブロックする期間を設定します。
      例:下記画像の場合、「1分間に3回」本人確認に失敗したユーザーを「1」分間ブロックします。
  4. [セルフサービスアクションを制限]フィールドにて「しきい値」を設定
    • ユーザーにパスワードのリセットのみを許可する。:許容するパスワードリセット回数のしきい値を設定します。
    • ユーザーにアカウントのロック解除のみを許可する:許容するアカウントロック解除回数のしきい値を設定します。
      例:下記画像の場合、パスワードリセット、アカウントロック解除ともに「7日間に5回」の試行を許容します。