ユーザー登録の方法と設定手順
本ページでは、ユーザー登録を簡単に行う4種類の機能について解説します。
概要
ADSelfService Plusでセルフサービスを利用する場合は、最初にユーザー登録を行うことで利用できるようになります。
ユーザー登録とはユーザーがADSelfService Plusにログインを行い、本人確認情報を入力する事を指します。
ADSelfService Plusではユーザーにユーザー登録を行っていただくために、以下の4種類の機能をご用意しております。
これらは[設定]→[管理ツール]→[クイック登録]より設定が可能です
1.ログオンスクリプトで強制登録
「ログオンスクリプトで強制登録」を設定していただくと、未登録ユーザーを検索して、ユーザーがネットワークにログインする度に登録を促すログオンスクリプトが実行されます。
[設定手順]- スケジュール名を入力
- ポリシーを選択
- ログオンスクリプトの詳細を指定
2.Eメール/プッシュ通知で登録依頼通知
ADSelfService Plus パスワードセルフサービスへの登録を促すEメール/プッシュ通知を送信します。
※こちら利用する場合は事前にメールサーバーの設定が必要になります。
- 送信先のドメインを選択
- 通知タイプを選択
- 通知メールの件名および本文を入力
こちらの機能は送信先の「OUの追加」より、OU単位での送信も可能です。

3.CSVから登録情報をインポート
事前に用意したCSVファイルからユーザーデータをインポートして、ADSelfService Plus への登録を自動でおこないます。
[設定手順]
- 登録したいユーザーが該当するポリシーを選択
- 「登録データをインポートする」より、CSVファイルからインポートする値を選択
- 「CSVのインポート」からユーザー情報等を記載したCSVファイルを選択
- 「ファイルのエンコード」からCSVファイルのエンコード方式を選択
- 既に登録済みのユーザーの情報を書き換える場合、「既に登録されている場合は、情報を上書きする」にチェック
登録済みの情報も上書きされるため、既に登録済みの内容も改めて記載が必要です。
インポートする値は、セキュリティ質問とその回答、セキュリティ質問の回答、携帯電話番号、EメールID(メールアドレス)、Duoセキュリティ、Google Authenticator、Microsoft Authenticator、Zoho OneAuth TOTPから選択できます(複数選択も可能)。
選択した値をCSVに記述する形になります。
下記のCSVファイルの記入例はインポートする値を「セキュリティ質問の回答」のみにチェックしたものになります。
※「CSVのファイルのサンプル」をクリックし、記入例を確認できます。
sAMAccountName,answer
John,Football
Martin,Blue
sAMAccountName列でユーザーのログイン名を入力し、answer列で質問に対する答えを入力します。
CSVのインポートでユーザー登録を完了する手順
4.外部データベースから登録情報をインポート
データソースに接続し、ADSelfService Plus のユーザーの登録データを再利用します。
[設定手順]
- データソースとして登録されているDBソース名の鉛筆アイコンを選択または、「新しいデータソースを追加」を選択
- 接続名を入力
- DBサーバーを選択
- ホスト名\IPアドレスを入力
- ポートを入力
- DB名を入力
- ユーザー名を入力
- 任意でパスワードを入力
ADSelfService Plusにログインしたことがあるが、登録したことのないユーザーは未登録ユーザーとしてレポートで確認ができますのでADSelfService Plusに登録させたいユーザーがいましたらご参考までにレポート機能お使いください。
登録ユーザーとライセンスユーザーの違いについて:
https://www.manageengine.jp/support/kb/ADSelfService_Plus/?p=968


