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パスワードシンクロナイザーの設定手順(パスワードシンクロナイザーエージェントのインストール編)


パスワードシンクロナイザーの機能を利用するには、パスワードシンクロナイザーエージェントをPDC(プライマリ
ドメインコントローラー)にインストールする必要があります。

【パスワードシンクロナイザーエージェントをインストールする際の前提条件】

・PDCはサーバーコアインストールではなく、フルインストールであること
・PDCにMicrosoft .NET Framework 2.0、または3.5がインストールされていること
(3.5以上のバージョンがインストールされていても、必ずNET Framework 2.0、または3.5が必要となります)
・Message Queuing serviceが有効で、パスワードシンクロナイザーエージェントをインストールする前に起動
していること

【インストール手順】

1. ADSelfService Plusのインストールディレクトリのbinフォルダ下のManageEnginePasswordSyncAgent.msiを
PDCにコピーして、起動する

2. 起動するとインストールウィザードが表示されるので、「Next」をクリックする

3. 使用するプロトコル(http/https)を選択して、「Next」をクリックする

4. ADSelfService PlusがインストールされているサーバーのIPアドレスと、ポート番号(デフォルトでは8888)を入力し、
「Next」をクリックする

5. Password Syncronizerのインストールが開始される

6. インストール終了後、「close」をクリックする

7. ウィザードを閉じると、ポップアップが表示されるので、パスワードシンクロナイザーを有効にするために、今すぐ再起動する場合には「Yes」を、後で手動で再起動する場合には「No」をクリックする

※パスワードシンクロナイザーエージェントのインストールを完了するには必ずPDCを再起動する必要があります

 

以上がパスワードシンクロナイザーエージェントをインストールする手順です。

※デフォルトではパスワードシンクロナイザーエージェントは以下の場所にインストールされます。

64bitの場合 - C:\Program Files (x86)\ZOHO Corp\Password Sync Agent
32bitの場合 - C:\Program Files\ZOHO Corp\Password Sync Agent