パスワードシンクロナイザーの設定手順(パスワードシンクロナイザーエージェントのインストール編)
作成日:2016年12月29日 | 更新日:2020年5月21日
パスワードシンクロナイザーの機能を利用するには、パスワードシンクロナイザーエージェントをPDC(プライマリ
ドメインコントローラー)にインストールする必要があります。
【パスワードシンクロナイザーエージェントをインストールする際の前提条件】
・PDCはサーバーコアインストールではなく、フルインストールであること
・PDCにMicrosoft .NET Framework 2.0、または3.5がインストールされていること
(3.5以上のバージョンがインストールされていても、必ずNET Framework 2.0、または3.5が必要となります)
・Message Queuing serviceが有効で、パスワードシンクロナイザーエージェントをインストールする前に起動
していること
【インストール手順】
1. ADSelfService Plusのインストールディレクトリのbinフォルダ下のManageEnginePasswordSyncAgent.msiを
PDCにコピーして、起動する
2. 起動するとインストールウィザードが表示されるので、「Next」をクリックする
3. 使用するプロトコル(http/https)を選択して、「Next」をクリックする
4. ADSelfService PlusがインストールされているサーバーのIPアドレスと、ポート番号(デフォルトでは8888)を入力し、
「Next」をクリックする
5. Password Syncronizerのインストールが開始される
6. インストール終了後、「close」をクリックする
7. ウィザードを閉じると、ポップアップが表示されるので、パスワードシンクロナイザーを有効にするために、今すぐ再起動する場合には「Yes」を、後で手動で再起動する場合には「No」をクリックする
※パスワードシンクロナイザーエージェントのインストールを完了するには必ずPDCを再起動する必要があります
以上がパスワードシンクロナイザーエージェントをインストールする手順です。
※デフォルトではパスワードシンクロナイザーエージェントは以下の場所にインストールされます。
64bitの場合 - C:\Program Files (x86)\ZOHO Corp\Password Sync Agent
32bitの場合 - C:\Program Files\ZOHO Corp\Password Sync Agent