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しきい値と異常値(アノマリ)について


【現象/要望】
しきい値と異常値(アノマリ)について

【原因】
しきい値と異常値について知りたい。
※「異常値」はビルド14340以降、「アノマリ」に名称を変更しております。

【解決方法】

・しきい値

しきい値とは、アラームを発生させるための値です。
たとえば、ある監視項目の値がしきい値を上回ったときにアラームとして検知します。

しきい値の設定方法は次のとおりです。

1. サブメニューの[しきい値プロファイル]をクリック
2. [新規しきい値プロファイル]をクリック
apm_threshold1

3. しきい値プロファイルの詳細を設定
apm_threshold2

作成済みのプロファイルは[しきい値プロファイルの表示]からリスト表示できます。

なお、数値だけでなく、文字列のしきい値を設定することもできます。
APMインサイトに対しては、浮動値のしきい値を設定できます。

・異常値(アノマリ)

異常値とは、平均値からのずれを設定できるしきい値です。
特定の期間の平均値を「ベースライン」として設定します。
たとえば、ベースラインを70とし、上限と下限のしきい値を10とします。
この場合、許容できる範囲は60から80の範囲となり、
監視項目の値が80を上回ったとき、または、60を下回ったときにアラームとして検知します。

異常値の設定方法は次のとおりです。

1. サブメニューの[しきい値プロファイル]をクリック
2. [新規異常値値プロファイル]をクリック
apm_threshold3

3. 異常値プロファイルの詳細を設定
apm_threshold4

作成済みのプロファイルは[異常値プロファイルの表示]からリスト表示できます。

異常値の上限値と下限値は、数値(ずれの値)を設定する方法と割合(%)を設定する方法の2種類のどちらかの方法で設定できます。
また、上記のベースラインを用いた方法以外にも、カスタム表現としてシステム変数を用いて異常値プロファイルを設定することもできます。
apm_threshold5

 

・Applications Managerのしきい値と異常値の設定
http://blogs.manageengine.jp/apm_threshold/
【対応リリース】 x.x

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Applications Manager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/Applications_Manager/
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