Applications Manager ナレッジベース

サーバー監視で「アクセスが拒否されました」と表示される


【現象/要望】
WMIを使用したサーバー監視を保存しようとすると、「アクセスが拒否されました」と表示される。

【原因】
WMIの認証情報が正しくないか、接続時に問題が発生しています。

【解決策】
以下の箇所を確認します。

  • wbemtestを実施する
  • Applications Managerサーバ上にて[Windowsスタートメニュー]>
    「プログラムとファイルの検索」> wbemtest.exe と入力し
    [Windows Management Instrumentation テスト] ウィンドウを表示します。

    . [接続]ボタンを押下し、サーバー監視を行っている対象装置について
    以下情報を入力後、再度[接続]ボタンを押下し、正常に接続可能かを確認します。

    [名前空間] : \\[監視するサーバーのホスト名もしくはIPアドレス]\root\cimv2
    [ユーザー] : ドメイン名\管理者権限のユーザ名 (例: domain\username)
    [パスワード] : パスワード

    ホスト名での指定に問題が発生した場合につきましては、
    IPアドレスを指定し、再度テストをご確認いただけますでしょうか。

  • Applications Manager内の設定を確認する
  • Applications Managerの監視設定で、
    装置への接続にドメイン管理者のユーザ名とパスワードを入力していることを確認します。
    装置がドメインに参加している場合、ユーザ名は「ドメイン名\管理者名」のように設定します。
    ※ドメインに参加していない場合、
    IPアドレス\ユーザ名
    装置名\ユーザ名
    localhost\ユーザ名
    のいずれかを設定することで認証が成功するかを確認します。

  • DCOMの設定を確認する
  • -> 監視対象のサーバーがリモートの場合に確認します。

    1. [ファイル名を指定して実行] -> "dcomcnfg"を入力 -> [OK]をクリック
    2. [コンソールルート] -> [コンポーネントサービス] -> [コンピューター] -> [マイコンピュータ]を選択 -> マイコンピュータを右クリック->プロパティを選択
    3. [既定のプロパティ]から、以下の設定を確認します。
    - [このコンピューター上で分散COMを有効にする]にチェックが入っている
    - [既定の接続レベル]が接続に設定されている
    - [既定の偽装レベル]が「偽装」または「識別する」に設定されている
    4. [COMセキュリティタブ]を選択
    5. 起動とアクティブ化のアクセス許可の[制限の編集]をクリック
    6. リモートでアクセスするユーザアカウントを追加
    7. アクセス許可の項目を全部チェック
    8. [OK]をクリック
    9. [適用]をクリック

    10. [ファイル名を指定して実行] -> "regedit"を入力します。
    11. コンピュータ - > HKey_Local_Machine -> SODTWARE - > Microsoft - > Ole内の「EnableDCOM」
    をクリックし、値が'Y'であるかを確認します。

【対応ビルド】全て

★-----------------------------------------------------------------------------★
ApplicationsManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/Applications_Manager/
★-----------------------------------------------------------------------------★