サーバー監視で「アクセスが拒否されました」と表示される
作成日:2017年7月28日 | 更新日:2020年5月21日
【現象/要望】
WMIを使用したサーバー監視を保存しようとすると、「アクセスが拒否されました」と表示される。
【原因】
WMIの認証情報が正しくないか、接続時に問題が発生しています。
【解決策】
以下の箇所を確認します。
- wbemtestを実施する
- Applications Manager内の設定を確認する
- DCOMの設定を確認する
Applications Managerサーバ上にて[Windowsスタートメニュー]>
「プログラムとファイルの検索」> wbemtest.exe と入力し
[Windows Management Instrumentation テスト] ウィンドウを表示します。
. [接続]ボタンを押下し、サーバー監視を行っている対象装置について
以下情報を入力後、再度[接続]ボタンを押下し、正常に接続可能かを確認します。
[ユーザー] : ドメイン名\管理者権限のユーザ名 (例: domain\username)
[パスワード] : パスワード
ホスト名での指定に問題が発生した場合につきましては、
IPアドレスを指定し、再度テストをご確認いただけますでしょうか。
Applications Managerの監視設定で、
装置への接続にドメイン管理者のユーザ名とパスワードを入力していることを確認します。
装置がドメインに参加している場合、ユーザ名は「ドメイン名\管理者名」のように設定します。
※ドメインに参加していない場合、
IPアドレス\ユーザ名
装置名\ユーザ名
localhost\ユーザ名
のいずれかを設定することで認証が成功するかを確認します。
-> 監視対象のサーバーがリモートの場合に確認します。
1. [ファイル名を指定して実行] -> "dcomcnfg"を入力 -> [OK]をクリック
2. [コンソールルート] -> [コンポーネントサービス] -> [コンピューター]
-> [マイコンピュータ]を選択 -> マイコンピュータを右クリック->プロパティを選択
3. [既定のプロパティ]から、以下の設定を確認します。
- [このコンピューター上で分散COMを有効にする]にチェックが入っている
- [既定の接続レベル]が接続に設定されている
- [既定の偽装レベル]が「偽装」または「識別する」に設定されている
4. [COMセキュリティタブ]を選択
5. 起動とアクティブ化のアクセス許可の[制限の編集]をクリック
6. リモートでアクセスするユーザアカウントを追加
7. アクセス許可の項目を全部チェック
8. [OK]をクリック
9. [適用]をクリック
10. [ファイル名を指定して実行] -> "regedit"を入力します。
11. コンピュータ - > HKey_Local_Machine -> SODTWARE - > Microsoft - > Ole内の「EnableDCOM」
をクリックし、値が'Y'であるかを確認します。
【対応ビルド】全て
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