Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

ソフトウェア使用時間を計測する方法


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このナレッジでは、Endpoint Central (Desktop Central)を使用して管理対象コンピューターにおいてソフトウェアの使用時間を計測する「ソフトウェア利用状況測定機能」の利用方法について説明しています。

ソフトウェア利用状況測定機能

ソフトウェア利用状況測定機能とは

ソフトウェア利用状況測定機能は、管理対象コンピューターにおいてアプリケーションの使用状況を計測し、レポートとして確認できる機能です(Windowsコンピューターのみ対応)。

社員のPCにインストールされた有償ソフトウェアの使用状況を確認し、必要性の低いライセンスを把握できます。ソフトウェア利用状況測定の詳細はこちらのウェブページをご確認ください。


必要性の低いソフトウェアを見つけた場合、以下のような対応が可能です。

  • (A) ソフトウェアをアンインストールする
    ソフトウェアパッケージの作成時にアンインストールコマンドを設定した場合は、ソフトウェア配布機能を使用してアンインストールが可能な場合があります。
    コマンドを実行することでアンインストールが可能なソフトウェアは、スクリプト配布機能を使用してアンインストール可能な場合があります。
     
  • (B) ソフトウェアをアンインストールし、必要な時にのみインストール/アンインストールする運用に切り替える
    ソフトウェアのアンインストール後、ソフトウェアパッケージをセルフサービスポータルに登録し、ユーザーの必要な時にソフトウェアをインストールする運用が可能です。インストールにIT管理者の許可を要求することも可能です。

    以下の例では、セルフサービスポータルに公開したソフトウェアの一部を表示しています。インストールにIT管理者の許可が必要なソフトウェアは、[リクエスト]をクリックして許可を求めます。管理者から許可されると、インストールが開始されます。

     


設定方法

手順は以下の通りです。
<利用手順>

  1. インベントリタブ > アクション設定 > 「ソフトウェア利用状況測定」をクリックします。
  2. 「測定ルール設定」が表示されています。[+ルールの追加]をクリックします。
  3. 各項目を入力します。
    • ソフトウェア名: スクロールすると管理対象コンピューターへのインベントリスキャンで検出されたソフトウェア名が表示されます。「アプリケーション検索」に名称を入力して、測定したいソフトウェアを選択します。
    • ルールの名称: 測定ルールの名前を任意に設定します。ルール名は重複できません。
    • ファイル名: 測定したいソフトウェアの実行ファイル名を入力します。exe形式である必要があります。
    • 詳細設定: 必要に応じて設定します。

  4. [保存]をクリックします。

管理対象のWindowsコンピューターにおいて、dcswmeter.exeがバックグラウンドで実行され、ソフトウェアの使用時間を測定します。

 


確認方法

設定した翌日以降において、インベントリタブ > アクション設定 > ソフトウェア利用状況測定 > 概要 (または レポートタブ > インベントリレポート > ソフトウェア使用状況計測レポート)から情報を確認できます。
 
初回作成: 2019/3/18