【構成】スケジューラー
この記事では、Windows向け構成機能の一つであるスケジューラー機能について解説しています。
スケジューラー
スケジューラー機能でできること
スケジューラー(タスクスケジューラー)機能を使用すると、管理対象コンピューターにおいて任意のスクリプトやアプリケーションを指定した時刻に指定した間隔で実行させることができます。
コンピューターの起動時/ユーザーのログイン時にアプリケーションを実行させたい場合、 アプリケーション実行 機能もご利用可能です。
スケジューラーの設定方法
タスクの作成
- 構成タブ > 構成の追加 > 構成 > Windows をクリックして開き、「スケジューラー」 > コンピューター を選択します。
- 構成の名前、説明を入力します。
- スケジューラーの内容を設定します。
タスクスケジューラーの設定項目詳細は、Windows OSのタスクスケジューラーの設定項目に対応します。詳細は Windowsスタートメニュー > Windows 管理ツール > タスクスケジューラー を開いてご確認ください。
- アクションの選択: タスクの作成 を選択します。
- タスクの名前: タスク名を入力します。タスク名は配布対象コンピューターにおいてユニークである必要があります。
- タスクがすでに存在する場合は上書きする: 有効化すると、タスク名が重複するタスクがある場合、そのタスクを上書きします。
- アプリケーション名: 実行するアプリケーションを指定します。
- 引数: 引数がある場合は指定します。☆をクリックすると動的変数が利用できます。
- 一般機能
- タスクを有効化する: タスクを有効にする場合はチェックを入れます。
- 実行ユーザー/パスワード/パスワードの確認: 実行ユーザーを指定する場合、ユーザー名とパスワードを2回入力します。何も入力しない場合、システムユーザーとして実行します。
- ユーザーのログイン時にのみ実行する: タスクをユーザーがログインしている場合にのみ実行します。実行ユーザーおよびパスワードを指定した場合のみ選択可能です。
- ユーザーのログイン状態に関係なく実行する: ユーザーのログイン状態に関わらずタスクを実行します。
- パスワードを保存しない: ユーザーのログイン状態に関わらず実行する場合、パスワードを保存しません。
- 最上位の特権で実行する: 管理者権限で実行します。
- タスクを非表示にする: アプリケーションを表示せずに実行します
- タスクの再実行が未設定の場合は次で指定した後に削除する: タスクの実行が1回のみである場合、指定日数経過後にこのタスクを削除します。
- トリガー
- このタスクを実行する間隔: タスクを実行する間隔を指定します。
- 日: 毎日または平日に実行します。選択した場合、「開始」では開始日と時刻を指定します。
- 週ごと: 週単位で実行します。毎週、隔週などの間隔も指定可能です。選択した場合、「開始」では開始日と時刻、実行する曜日を指定します。
- 月ごと: 月単位で実行します。1-12月まで、何月に実行するかを指定できます。選択した場合、「開始」では何日/第何週の何曜日に実行するかを選択できます。
異なるタイムゾーンにまたがった設定も可能です。 - 1回ごと: 1回のみ実行します。選択した場合、「開始」では開始日時を指定します。
- システム起動時: コンピューターの起動時に実行します。
- ログイン時: 指定ユーザーのログイン時に実行します。
- アイドル時: コンピューターがアイドル状態になった際に実行します。
- 開始: 開始日時や曜日を指定します。
- 詳細設定: タスク実行の遅延や繰り返し間隔、停止期限、有効期限、タイムゾーン出の同期を指定します。
- 次で指定した時間でタスクの実行を遅延させる: タスクの実行開始を遅延させる必要がある場合、期間を指定します。最小1分から最大で31日間遅延させることができます(「アイドル時」を選択した場合を除く)。
- 繰り返し間隔: タスクを繰り返し実行する場合、間隔と継続時間を指定します。
- 停止するまでの時間: タスクを停止するまでの時間を指定します。
- 有効期限日: タスクに有効期限を設定する場合、日時を入力します。
- このタスクを実行する間隔: タスクを実行する間隔を指定します。
- 条件
- アイドルステータス
- 電源管理
- 「タスクの追加」をクリックします。
- 配布対象のリモートオフィス/ドメインを選択します。適宜フィルター条件を追加してコンピューターを指定します。
- 実行設定を指定します。
- 配布/今すぐ配布をクリックします。
タスクの変更