プロキシを超えた通信はどのように表示されるのか?
作成日:2016年1月14日 | 更新日:2020年5月21日
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プロキシを超えた通信はどのように表示されるのか?
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※以下のイメージのネットワーク構成の例でご説明いたします。
PCのような端末からインターネット上のWebサーバにある
Webコンテンツを参照しようとするとき、
端末でプロキシサーバのIPアドレスを設定している前提で
上りでは
「送信元=PC端末、宛先=プロキシサーバ」という通信がまず発生し、それから、
「送信元=プロキシサーバ、宛先=Webサーバ」という通信が発生し、
下りでは
「送信元=宛先=Webサーバ、宛先=プロキシサーバ」という通信がまず発生し、それから、
「送信元=プロキシサーバ、宛先=PC端末」という通信が発生します。
このとき、
(1)PC端末とプロキシサーバとの間にあるスイッチからフローデータをエクスポートするか、
(2)プロキシサーバとWebサーバとの間にあるルータからフローデータをエクスポートするかで
送信元や宛先の内容が変わることになります。
(1)が、プロキシを超えた通信の内容となり、
(2)が、プロキシを超えない通信の内容となります。
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※あるWebコンテンツの参照リクエストについて
(1)と(2)とを直接結びつけて参照されたい場合、
フローデータには、それを可能とする情報は含まれておりませんので、
通信発生時間によって目視で判断せざるを得ませんが、
本製品では、時系列で発生通信をリスト表示する機能がないため、
非対応となります。