HA構成環境のアップグレード用サービスパックの適用方法(Windows用)
作成日:2026年8月18日 | 更新日:2026年8月24日
本ページではWindows Sever上に構成されA構成環境における、PAM360のアップグレード用サービスパックの適用方法について説明します。
Linux版の手順についてはサポートにお問い合わせください。
本ページの内容はアップグレード手順の内容を確認していることを前提としています。アップグレード手順をまだ確認していない場合は、アップグレード手順を確認してください。
前提:3つの構成モデル
PAM360のHA構成(PostgreSQLを使用したセカンダリサーバーモデル)は以下の3種類の構成モデルを提供しています。
以下の【B】、【C】の構成を使用している場合、本ページの一部の手順、説明はスキップしてください。
| 構成 | 構成の詳細 | スキップする手順、説明 |
|---|---|---|
| 【A】プライマリ+セカンダリ+RO※構成 | 詳細 | なし |
| 【B】プライマリ+RO※構成 | 詳細 | セカンダリ、共有データベースに関する内容 |
| 【C】プライマリ+セカンダリ構成 | 詳細 | RO※に関する内容 |
※RO…読み取り専用/リードオンリー(以降、ROと記載します)
使用している構成が不明な場合はサポートにお問い合わせください。
注意事項
アップグレード前に必ず本注意事項を確認してください。
- アップグレード実行前に、必ずすべてのサーバー(プライマリ、セカンダリ、RO)のPAM360のインストールディレクトリのフルバックアップを取得してください。
バックアップの取得手順は下記のページをご参照ください。 - プライマリ、セカンダリ、ROのPAM360は同じビルド番号になるようにアップグレードしてください。
- プライマリ、セカンダリ、ROのPAM360には同じサービスパックを適用し、アップグレードを実施します。
- 複数のサービスパックを適用する場合は、サービスパックの適用を段階的に全サーバーに対して行ってください。
このとき、1台のサーバーだけを連続して最後のビルドまでアップグレードするのではなく、全サーバーを同じビルドにそろえてから、次のビルドへのアップグレードにへ進みます。
例)ビルド8300→8400→8500の順にアップグレードする場合は以下の順番でアップグレードしてください- プライマリ、セカンダリ、ROを8300→8400にアップグレード
- プライマリ、セカンダリ、ROを8400→8500にアップグレード
- 手順内で指示がある場合を除き、すべてのサーバーのPAM360のアップグレードが完了するまで、ログイン画面の表示を含め、各サーバーのPAM360へのアクセスや操作は一切行わないでください。
アップグレード用サービスパックの適用方法
再掲:3つの構成モデル
【B】、【C】の構成モデルを使用している場合、本ページの一部の手順をスキップしてください。
【B】、【C】の構成モデルを使用している場合、本ページの一部の手順をスキップしてください。
| 構成 | 構成の詳細 | スキップする手順、説明 |
|---|---|---|
| 【A】プライマリ+セカンダリ+RO構成 | 詳細 | なし |
| 【B】プライマリ+RO構成 | 詳細 | セカンダリ、共有データベースに関する内容 |
| 【C】プライマリ+セカンダリ構成 | 詳細 | ROに関する内容 |
- 以下の全てのサービスが起動していることを確認します。
バックアップの取得のためにサービスを停止した状態となっている場合は、以下の表に記載の順にすべてのサービスを起動してください。
サービスの起動方法はPAM360の起動、停止方法の「起動方法」参照してください。No. サーバー サービス表示名
(services.msc上の表示名)説明 備考 1 プライマリ ManageEngine PAM360 PostgreSQL プライマリ、セカンダリの共有データベースのサービス 【B】プライマリ+RO構成の場合はスキップ 2 プライマリ ManageEngine PAM360 プライマリのPAM360サービス 3 セカンダリ ManageEngine PAM360 セカンダリのPAM360サービス 【B】プライマリ+RO構成の場合はスキップ 4 RO ManageEngine PAM360 ROのPAM360サービス 【C】プライマリ+セカンダリ構成の場合はスキップ - プライマリサーバーの「PAM360サービス」を停止します。
手順はPAM360の起動、停止方法の「停止方法」参照してください。- 【A】プライマリ+セカンダリ+RO構成 または
【C】プライマリ+セカンダリ構成の場合:
プライマリとセカンダリの共有データベース(ManageEngine PAM360 PostgreSQL)は停止しないでください。 - 【B】プライマリ+RO構成の場合:
プライマリとセカンダリの共有データベース(ManageEngine PAM360 PostgreSQL)は存在しません。
- 【A】プライマリ+セカンダリ+RO構成 または
- プライマリサーバーで関連プロセスが停止していることを確認します。
手順はPAM360の関連プロセスの「プロセスの確認方法」を参照してください。【A】プライマリ+セカンダリ+RO構成、または【C】プライマリ+セカンダリ構成の場合、プライマリサーバーの「postgres.exe」は起動状態が正です。 - (【B】プライマリ+RO構成の場合スキップ)
セカンダリサーバーの「PAM360サービス」を停止します。
手順はPAM360の起動、停止方法の「停止方法」参照してください。 - (【B】プライマリ+RO構成の場合スキップ)
セカンダリサーバーで関連プロセスが停止していることを確認します。
手順はPAM360の関連プロセスの「プロセスの確認方法」を参照してください。 - プライマリサーバーのPAM360にサービスパックを適用し、アップグレードします。
サービスパックの適用手順は単体運用の場合の手順と同様です。詳細な手順はこちらをご参照ください。
- プライマリサーバーのPAM360サービスを起動します。
- (【B】プライマリ+RO構成の場合スキップ)
セカンダリサーバーのPAM360にサービスパックを適用し、アップグレードします。サービスパックの適用手順は単体運用の場合の手順と同様です。詳細な手順はこちらをご参照ください。 - (【B】プライマリ+RO構成の場合スキップ)
セカンダリサーバーのPAM360サービスを起動します。 - プライマリサーバーのPAM360にログインし、アップグレード後のビルド番号が表示されることを確認します。
ビルド番号の確認方法はこちらをご参照ください。プライマリとROのデータベース間のデータ不整合を防止するためリソースへのアクセスやパスワードの変更等、ビルド番号の確認以外の作業は行わないでください。 - (【B】プライマリ+RO構成の場合スキップ)
セカンダリのPAM360にログインし、アップグレード後のビルド番号が表示されることを確認します。
ビルド番号の確認方法はこちらをご参照ください。プライマリとROのデータベース間のデータ不整合を防止するためリソースへのアクセスやパスワードの変更等、ビルド番号の確認以外の作業は行わないでください。
- 【A】プライマリ+セカンダリ+RO構成 または
【B】プライマリ+RO構成の場合:
次の手順に進みます。
【C】プライマリ+セカンダリ構成の場合:
アップグレードは以上で完了です。 - プライマリとセカンダリのビルド番号を確認後、ROサーバーのPAM360サービスを停止します。
- ROサーバーのPAM360にサービスパックを適用し、アップグレードします。
サービスパックの適用手順は単体運用の場合の手順と同様です。詳細な手順はこちらをご参照ください。
- ROサーバーのPAM360サービスを起動します。
- ROサーバーのPAM360にログインし、アップグレード後のビルド番号が表示されることを確認します。
ビルド番号の確認方法はこちらをご参照ください。