【修正済】Feture Updateなどのアップロードが必要なパッチを手動配布する構成を作成できない
作成日:2025年2月12日 | 更新日:2025年3月19日
確認日: 2025年2月4日
【問題】
手動配布を使用してWindows機能更新プログラム(Feature Update、フィーチャーアップデート、大型アップデート)や、その他ファイルのアップロードが必要なパッチ配布する際、依存パッチをアップロード済みにも関わらず、ファイルのアップロードが必要というアラートが表示されて実行できません。
Patch Manager Plusでサポートするアプリケーションの一部では、パッチを配布するためにファイルのアップロードが必要になる場合があります。これは、アプリケーションの仕様によるものです。アップロードが必要なパッチは「パッチの備考」列に「Manual Upload Required」が表示されます。
【解決策】
本問題は2025年3月5日までにすべてのPatch Manager Plus Cloudの環境で修正されました。
今後の修正をお待ちください。
または、回避策の実行をご検討ください。
【回避策】
手動配布を構成する際、アップロードが必要なパッチのみを配布しようとすると、アラートが表示されて手動配布を実行できません。このため、アップロードが不要なパッチを一緒に手動配布で配布することで、このアラートを回避します。
- 手動配布の構成を作成します。機能更新プログラムの場合、各バージョンごとのナレッジを参照します。
- 配布するパッチにアップロードが不要なパッチが含まれない場合は、パッチID = パッチID=105979 Fix Component Store Corruption (Deployment-Only) を追加します。
パッチID=105979 Fix Component Store Corruption (Deployment-Only) は、以下のトラブルシューティングを実行するツールです。一緒に配布できるパッチがない場合、こちらのツールの実行を提案いたします。
- パッチが配布されたPCでのWindows Update サービスの再起動
- Windows Updateに関する情報が保存されているSoftwareDistributionフォルダー(C:\WINDOWS\SoftwareDistribution)のバックアップと削除
- システム ファイル チェッカー ツール(SFC.exe)の実行による破損したファイルシステムの修復
- (Windows8以降のOSにおいて)Windows Component Store(Win SxSフォルダー)のクリーンアップおよび Windows OSイメージの破損スキャン、DISMツールを使用した自動修復
- 配布するパッチに、アップロードが不要なパッチが含まれることを確認し、「配布」または「今すぐ配布」をクリックします。
- アラートが表示されますが、「続行する」をクリックすることで、配布が実行されます。