CSVファイルからの依頼者のインポート方法

作成日：2014年10月2日 | 更新日：2020年5月21日

設定と操作

ServiceDesk Plus では、ユーザ（依頼者と技術担当者）情報をインポートする方法が２つあります。
ActiveDirectoryからのインポートとCSVファイルからのインポートです。
このページでは、CSVファイルからのユーザのインポート方法について説明します。

＜注意点＞
・ Active Directory からのユーザインポートにはスケジュール設定機能がありますが、CSVインポートにスケジュール機能はありません。
(手動でのインポートが必要です）
・一度インポートしたユーザはインポートによって削除されることはありません（CSVファイルからユーザを削除してインポートを行っても、
ServiceDesk Plus に既に登録されているユーザはそのまま残ります）。削除が必要な場合は、ServiceDesk Plus から手動で削除する
必要があります。
・インポートする技術担当者も同じCSVファイルに含めてください。一度すべてのユーザを「依頼者」としてインポートします。その後で、特定の依頼者を
技術担当者に変更します。

＜ユーザの新規追加条件＞

ServiceDesk Plus では、以下の条件に従ってユーザを追加します。

1. メールアドレスを確認同じメールアドレスをもつユーザが、
-- 既にServiceDesk Plus に存在する場合 --> 上書き
--ServiceDesk Plus に存在しない場合 ----> 次の2.へ

(「管理」-> 「セルフサービスポータル設定」 -> 「メールアドレスを識別子にしてユーザ情報を上書きしますか」
で「はい」を選択している場合)

2. ログイン名とドメイン名を確認同じログイン名とドメインをもつユーザが、
-- 既にServiceDesk Plus に存在する場合 --> 上書き
-- ServiceDesk Plus に存在しない場合 ----> 新規ユーザとして追加

＜インポート手順＞

1. CSVファイルを作成します

カラム名を含めてください (CSVファイルのカラム名とServiceDesk Plusのカラム名をマッピングするためです）。
「依頼者追加フィールド」の値もインポートできます。
CSVファイルは必ず"UTF-8"で保存してください（Shift-JIS などでエンコードしたCSVファイルをインポートすると日本語が文字化けします）。
次のページにまとめている、インポート時の注意事項を必ずご確認ください【ServiceDesk Plus】 CSVファイルからの依頼者インポートに関する注意事項https://www.manageengine.jp/support/kb/ServiceDesk_Plus/?p=366
サンプルのCSVファイル (UTF-8)を添付しています。ご参照ください。

2. CSVファイルをインポートします

ServiceDesk Plus にログインします（管理者権限）。
「管理」タブをクリックして、「ユーザ」ブロックにある「依頼者」リンクをクリックします。
「CSVからインポート」リンクをクリックすると、「インポートウィザード」が表示されます。「参照」ボタンをクリックしてCSVファイルを選択してください。
「開く」ボタンをクリックして、ウィザードの「次へ」ボタンをクリックします。
ＣＳＶファイルのカラム名とServiceDesk Plusのカラム名をマッピングします。
ここまでの設定で問題がなければ、「インポート」ボタンをクリックします。
以下のように、インポート結果が表示されます。確認したら「ウィンドウを閉じる」ボタンをクリックして、インポートを終了します。
インポートされた依頼者は、「管理」タブ -> ｢依頼者」ページにリスト表示されます。
既に技術担当者として登録しているユーザを含むCSVファイルをインポートした場合はの場合は、「管理」タブ -> 「技術担当者」ページにリスト表示されます。
インポートした依頼者を「技術担当者」に変更する場合は、上記項目7. の依頼者ページから、技術担当者に変更する依頼者の名前をクリックしてください。その後で表示される「変更：技術担当者に変更」ボタンをクリックしてください。
技術担当者設定ページに移動します。技術担当者としての必要な情報を設定して、保存をクリックしてください。技術担当者として登録されます。以上が、インポート手順です。
ご不明な点などございましたら、次のリンク先ページより弊社サポートまでお問い合わせください。
[ServiceDesk Plus サポートページ] https://www.manageengine.jp/products/ServiceDesk_Plus/support.html
添付ファイル：UTF8_users.csv