【不具合】NetAppデバイスからエラー「指定されたファイルが見つかりません。」が出力される
作成日:2017年8月29日 | 更新日:2020年5月21日
※本ナレッジベースは、オプション機能である[ファイル監査]についてのご案内となります。
対象ビルド
5031以降
事象
NetAppデバイスがイベントログをevtxファイルに変換する際に、一時的に「partial.evtx」という拡張子のファイルが生成します。このファイルは、evtxに変換されたのちに削除されますが、ADAudit Plus側でファイルが発見できないと判断されることにより、以下のアラート通知が行われる事象が報告されています。
エラー : 指定されたファイルが見つかりません。
- エラーコード:2
本事象は、以下の手順からパッチファイルを適用していただくことで、「.partial.evtx」ファイルを監査対象から外すことにより、回避することが可能です。
≪手順≫
1. ADAudit Plusのサービスを停止します。
2.以下のダウンロード用リンクから、ご利用中のビルドに対応したパッチファイルをダウンロード後、解凍します。
3. <ADAP_Home>\lib\nativeフォルダに移動後、"ADSMSecurity.dll"を以下のようにリネームして、ADAudit Plusのインストールディレクトリ外へ退避させます。
例)ADSMSecurity.dll_old
4. 解凍したファイル(ADSMSecurity.dll)を、<ADAP_Home>\lib\nativeフォルダにコピー&ペーストします。
5. ADAudit Plusのサービスを開始します。
以上です。