ADAudit Plus ナレッジベース

【不具合】NetAppデバイスからエラー「指定されたファイルが見つかりません。」が出力される


※本ナレッジベースは、オプション機能である[ファイル監査]についてのご案内となります。

 対象ビルド

5031以降

 事象

NetAppデバイスがイベントログをevtxファイルに変換する際に、一時的に「partial.evtx」という拡張子のファイルが生成します。このファイルは、evtxに変換されたのちに削除されますが、ADAudit Plus側でファイルが発見できないと判断されることにより、以下のアラート通知が行われる事象が報告されています。

 

エラー : 指定されたファイルが見つかりません。
- エラーコード:2

 

本事象は、以下の手順からパッチファイルを適用していただくことで、「.partial.evtx」ファイルを監査対象から外すことにより、回避することが可能です。

 

≪手順≫

1. ADAudit Plusのサービスを停止します。

2.以下のダウンロード用リンクから、ご利用中のビルドに対応したパッチファイルをダウンロード後、解凍します。

[ ビルド5031向け ] [ ビルド5041向け ]

3. <ADAP_Home>\lib\nativeフォルダに移動後、"ADSMSecurity.dll"を以下のようにリネームして、ADAudit Plusのインストールディレクトリ外へ退避させます。

例)ADSMSecurity.dll_old

4. 解凍したファイル(ADSMSecurity.dll)を、<ADAP_Home>\lib\nativeフォルダにコピー&ペーストします。

5. ADAudit Plusのサービスを開始します。

 

以上です。