ADAudit Plus ナレッジベース

製品フォルダーを別ドライブや別サーバーに移行する手順


本ナレッジでは、製品フォルダーを別ドライブや別サーバーに移行する手順をご説明します。

移行例)

  • Cドライブ上に保存しているインストールフォルダーを、Dドライブ上に移行する。
  • ADAudit Plusを新たに用意したサーバーに移行する。

 

 

ライセンスに関する注意事項

こちらのナレッジ内の「サーバー移行における並行稼働」をご確認ください。

 

移行手順

1. [services.msc]より、ADAudit Plusサービス(ManageEngine ADAudit Plus)を停止します。

2. 管理者としてコマンドプロンプトを起動後、<ADAudit Plus_インストールフォルダー>\binフォルダーに移動します。

3. 製品データベースを完全に停止させるため、以下のコマンドを実行します。

stopDB.bat

4. ADAudit Plusサービスを削除するため、以下のコマンドを実行します。

wrapper.exe -r ..\conf\wrapper.conf

※ビルド6000未満をご利用の場合、手順5,6はスキップしてください。

5. <ADAudit Plus_インストールフォルダー>\apps\dataengine-xnode\binフォルダーに移動します。

6. 製品にバンドルされたデータベースのサービス(ManageEngine ADAudit Plus - DataEngine XNode)を削除するため、以下のコマンドを実行します。

dataengine-xnode.bat -r

7. 製品フォルダー(ManageEngineフォルダー)をコピーします。

8. コピーした製品フォルダーを、新規保存先のパス、または新規サーバー上の任意パスにペーストします。

ペースト先のパス例)D:\ManageEngine\ADAudit Plus\~

9. 管理者としてコマンドプロンプトを起動します。

10. <ADAudit Plus_新規保存先のインストールフォルダー>\binフォルダーに移動します。

例)ペースト先のパスが「D:\ManageEngine\ADAudit Plus\~」の場合、D:\ManageEngine\ADAudit Plus\binフォルダーに移動します。

11. ADAudit Plusインストールフォルダーに対する許可設定を行うため、以下のコマンドを実行します。

initPgsql.bat

コマンド完了まで少し待ちます。

12. ADAudit Plusサービスをインストールするため、以下のコマンドを実行します。

InstallNTService.bat

13. [services.msc]より、ADAudit Plusサービスを開始します。

※ADAudit Plusサービスアカウントに任意のアカウントを設定していた場合、こちらのナレッジを参照してアカウントを設定してください。

 

手順は以上です。

上記手順で別ドライブに変更した場合、ショートカット( [Start ADAudit Plus] )からの起動には、対応ができなくなります。

 

トラブルシューティング

移行先サーバーにて、ADAudit Plusの起動に失敗する場合、以下の点をご確認ください。

  • 移行先サーバーにてアンチウイルスソフトウェアが起動している場合、アンチウイルスソフトウェアのスキャン対象からADAudit Plusインストールフォルダーを除外してください。
  • ADAudit Plusの「ドメイン設定」に設定しているDomain Adminsアカウントを、ADAudit Plusサービスのログオンアカウントに設定しているかをご確認ください。
    (「ドメイン設定」の設定手順はこちら / ADAudit Plusサービスのログオンアカウントの設定手順はこちら)。
  • ADAudit Plusの「ドメイン設定」に設定しているDomain Adminsアカウントが、ADAudit Plusインストールフォルダーに対してフルコントロール権限を持っているかをご確認ください。