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アーカイブデータの保存先パスを変更する手順


本ナレッジでは、アーカイブデータの保存先パスをデフォルトパスから変更する手順を説明します。

確認ビルド: 7065

手順

本手順では、以下のようにアーカイブデータの保存先パスを変更する手順を説明します。

  • 現在の保存先(旧アーカイブフォルダー保存先)パス: C:\Program Files\ManageEngine\ADAudit Plus\archive\
  • 新たな保存先パス: D:\adap\archive\

 

なお、以下2つの場合による手順を説明します。

※「旧アーカイブフォルダー保存先に保存されたファイル」=「過去に収集したログのアーカイブファイル」

 

手順A

1. [管理]→[イベントのアーカイブ]に移動します。

2. [アーカイブフォルダー]にて、新たな保存先パスを入力します。

例)D:\adap\archive\

※ファイルサーバー上の共有フォルダーを保存先として指定したい場合は以下のようにご入力いただけます。

例)\\fileserver-name\share\archive\

※ADAudit Plusの[ドメイン設定]ページに使用しているアカウントが、保存先パスに対してフルコントロール権限を有している必要があります。[ドメイン設定]ページに使用しているアカウントの確認・編集方法はこちらのナレッジをご参照ください。

3. [保存]をクリックします。[保存]をクリック後に作成されるアーカイブデータは、新たな保存先パスに保存されます。

 

手順B

1. 手順Aの1~3を実施します。

2. 旧アーカイブフォルダー保存先に移動します。移動デフォルト保存先パスは以下です。

デフォルトパス)C:\Program Files\ManageEngine\ADAudit Plus\archive\

ビルド7065を新規インストールした場合のデフォルトパスです。

3. archiveフォルダー下にフォルダー「tableBackup」が存在することを確認します。

4. tableBackupフォルダーをコピーし、手順2で指定した新たな保存先パスにペーストします。

ペースト後のパス例)D:\adap\archive\tableBackup\

 

5. tableBackupフォルダーと同じパスに、新規フォルダー「dataengine」を作成します。

作成後のパス例)D:\adap\archive\dataengine\

 

6. <ADAudit Plus_インストールフォルダー>\apps\dataengine-xnode\data\archiveに移動します。

7. archiveフォルダー下にフォルダー「audit-log」が存在することを確認します。

8. audit-logフォルダーをコピーし、手順7で作成したフォルダー「dataengine」配下にペーストします。

ペースト後のパス例)D:\adap\archive\dataengine\audit-log\

 

9. ADAudit Plusにデフォルト管理者(admin)としてログインします。

10. [サポート]→[詳細確認]をクリックします。

11. DBクエリー欄にて、以下のクエリを入力後、[実行]をクリックします。

Update audbackupmetatable set BASE_DB_BACKUP_DIRECTORY='手順2で指定した新たな保存先パス'

例)Update audbackupmetatable set BASE_DB_BACKUP_DIRECTORY='D:\adap\archive\'

12. クエリが成功した旨のメッセージを確認します。

13. [管理]→[イベントのアーカイブ]に移動後、[今すぐ実行]をクリックします。

14. 新たな保存先パスにて新たなアーカイブデータが作成されることを確認します。

※ADAudit Plusが収集するデータが、アーカイブ間隔日数およびアーカイブに必要なデータ量を満たしていない場合、[今すぐ実行]をクリックしても新たなアーカイブデータが作成されません。その場合、2,3日ほど監視していただき、新たな保存先パスにて新たなアーカイブデータが作成されるかご確認ください。

 

手順は以上です。

手順に関するご不明点は弊社サポート窓口にお問い合わせください。