Microsoft Teamsタブを利用するための事前設定
作成日:2020年8月21日 | 更新日:2020年8月21日
ビルド7060よりオンプレミスのActive DirectoryのユーザーとMicrosoft 365(Azure Active Directory)のユーザーを作成する際に、Microsoft Teamsのチームとチャネルにユーザーを追加する機能が実装されました。本ナレッジでは、当該機能を利用する際に必要な操作を紹介します。
概要
ADManager Plusを利用してユーザーをチームとチャネルに追加する場合は、Office 365設定に加えて「Microsoft Teams PowerShell モジュール」のインストールが必要です。
そのため、ADManager Plusがインストールされているサーバーにおいて、当該モジュールをインストールしてください。
詳細
ビルド7060より[シングルユーザー作成]においてTeamsタブが追加され、ユーザーをチームとチャネルに追加する機能や事前に定義されたポリシーパッケージを選択できる機能が追加されます。これらの機能を利用するためには、下記の前提条件を満たす必要があります。
- 製品内でOffice 365が設定されていること
- Microsoft Teams PowerShell モジュール(バージョン:1.0.18 以上)がインストールされていること
Microsoft Teams PowerShell モジュールのインストール手順
1. ADManager Plusのインストールサーバーにおいて、PowerShellコンソールを開き下記のコマンドを実行し、登録されたパッケージソースを確認
Get-PackageSource
2. リスト内にhttps://www.poshtestgallery.com/api/v2/が存在するか確認
存在しない場合は、手順3のコマンドを実行。既に存在する場合は、手順3をスキップし手順4に移動
3. (手順2のURLが存在しない場合)パッケージソースを追加するために下記コマンドを実行
Register-PackageSource -Name PoshTestGallery -Location https://www.poshtestgallery.com/api/v2/ -ProviderName PowerShellGet
4. 下記コマンドを実行してモジュールをインストール
Install-Module MicrosoftTeams
モジュールインストール後、当該タブが利用できるようになります。