ADManager Plus ナレッジベース

ADManager Plus 8.0 リリースノート


アップグレード手順につきましてはこちらをご参照ください。

ADManager Plus 8.0 8032
リリースノート

2025年12月02日 リリース

新機能

  • Zia - AIチャットアシスタント:新しいAI搭載のアシスタント「Zia」を導入し、簡単な自然言語入力でAD管理タスクの実行やレポートの生成が可能になりました。これにより、複雑なメニュー操作が不要になります。
    機能の詳細につきましては、こちらのナレッジベースをご参照ください。
    ※本機能をご利用いただくには、有効なAPIキーを持つAzure OpenAIのサブスクリプションが必要です。
  • Zia Insights:ADエクスプローラーに「Zia Insights」を導入し、AIを活用したグループメンバーシップ分析が可能になりました。グループメンバーシップ分析には異常検出、特権グループの特定、ピア比較スコアが含まれており、迅速な外れ値の検出と修正を可能にします。
  • ADおよびEntra IDオブジェクトのロールバックのサポート:新たに追加した「高度な回復」タブで、Active DirectoryおよびEntra IDオブジェクトを特定の時刻にロールバックすることで変更の取り消しや失われたデータの回復が可能になりました。また、「条件フィルター」を使用することで、回復対象をより詳細に指定可能になりました。
  • BitLocker回復キーの取得:専用のインターフェースを通じて、AD内のドメイン参加コンピュータのBitLocker回復キーを簡単に取得できるようになりました。

機能強化

  • アプリケーション統合機能において以下の機能強化を行いました。

    • IDライフサイクル管理のために、50以上の統合可能なアプリケーションを追加しました。
    • REST APIを使用して、コンピューター、グループおよびOUを変更可能になりました。
    • REST APIを使用して、オーケストレーションテンプレートを取得および実行可能になりました。
    • REST APIを使用して、連絡先を検索、作成、変更、および削除可能になりました。
    • REST APIを使用して、環境変数を検索、追加および更新可能になりました。
    • REST APIを使用して、組織属性を検索、追加および削除可能になりました。
    • カスタムアプリケーション統合のために、動的条件に基づくJSON値の取得が可能になりました。
    • インバウンドWebhookのためのカスタムレスポンスハンドラーオプションを追加しました。
  • オーケストレーション機能において以下の機能強化を行いました。

    • オーケストレーション内のすべてのブロックに対して成功および失敗のフローが追加可能になりました。
    • 前のブロックの出力をマクロとして使用可能になりました。
    • ソースドメインからターゲットドメインにオブジェクトを同期する「ユーザーを他のドメインに同期する」ブロックを追加しました。
    • アプリケーション統合で設定されたカスタムデータベースアプリケーション用に、データベース操作を実行する「データベース操作」ブロックを追加しました。
    • ADオブジェクトから権限を削除する「すべてのACE許可を削除する」ブロックを追加しました。
      当該ブロックはユーザーの退職時などに活用できます。
  • 自動化機能において以下の機能強化を行いました。

    • イベントドリブンオートメーションの「処理」列に、イベントドリブンオートメーションの共有機能を追加しました。
    • イベントドリブンオートメーションにて、トリガーアクション(作成、変更、削除など)の指定、および属性ベースのフィルターの適用によって実行条件を絞り込むことが可能になりました。
    • オーケストレーションを利用した自動化タスクにて、「ディレクトリ/アプリケーション設定」で設定されている統合アプリケーションのユーザーなど、非ADオブジェクトを含むことが可能になりました。
    • 自動化およびワークフローにて、Webhookをタスクとして設定可能になりました。
  • ワークフロー機能において以下の機能強化を行いました。

    • アプリケーション統合のデータソースにおいて、LDAP属性マッピングに新しいexecutionTime属性を追加し、各オブジェクトの選択したタスクの実行時間を設定可能になりました。これは、CSVをデータソースとして自動化を設定する際に使用できます。
    • 「テンプレートによるユーザー変更」リクエストにプレビュー機能を追加しました。
  • レポート機能において以下の機能強化を行いました。

    • スケジュールレポートの通知設定にて通知テンプレートを設定可能になりました。
    • 「DCレプリケーションステータス」レポートをスケジュールレポートとして設定可能になりました。
    • 連絡先レポートおよびOUレポートを1つのカテゴリー「連絡とOUレポート」に統合しました。
    • NTFSレポートおよびセキュリティレポートを1つのカテゴリー「NTFSとセキュリティレポート」に統合しました。
    • セキュリティレポートに、セキュリティプリンシパルの権限を削除するための管理アクションボタンを追加しました。
    • 「NTFSとセキュリティ レポート」に「オブジェクト権限」レポートを追加しました。
  • 管理機能において以下の機能強化を行いました。

    • 各種ファイルサーバー管理機能(DFS、ファイルサーバー、NetApp、およびEMC Isilonサーバーの管理機能)を「ファイルシステムの管理」機能に統一しました。
    • ユーザーの作成および変更テンプレートに、フォレストレベルのマネージャーを選択するオプションを追加しました。
    • Microsoft 365の企業属性を更新可能になりました。
    • ユーザーの作成ルールに、memberOfWithPGヘッダーを追加しました。これにより、任意のグループをプライマリグループとして設定可能になりました。
    • ユーザー作成および変更ルールに、フィールドの値またはフィールドの設定をコピーするオプションを追加しました。
    • 「Microsoft 365」タブ配下のユーザーの作成および変更テンプレートにおいて、マネージャー、従業員タイプ、拡張属性(1-15)フィールドが設定可能になりました。
    • メールフィールドがユーザー作成テンプレートでMicrosoft 365にマップされるようになりました。
    • ユーザー作成および共有メールボックス作成のテンプレート配下の「リモートメールボックス」タブに「メールエイリアス」フィールドを追加しました。
  • 移行機能において以下の機能強化を行いました。

    • フォレスト間のユーザー移行中に、ソースからパスワードをコピーする機能を追加しました。
    • フォレスト間の移行中に、ソースドメインのユーザーパスワード設定をターゲットドメインで保持する機能を追加しました。
    • ユーザー移行の「UPN のドメイン サフィックス」に「ソースと同じ」オプションを追加しました。
    • ユーザー移行に「アカウント移行」セクションを追加し、移行後にターゲットアカウントを有効化するオプションおよび、移行後にソースアカウントを無効化するオプションを追加しました。
  • その他機能において以下の機能強化を行いました。

    • MicrosoftおよびGoogleプロバイダーを使用して、APIモードでメールサーバーを設定可能になりました。
    • 委任タブのログオン設定から「ログインページに「ログイン情報を保存する」 オプションを表示する」オプションを削除しました。
    • リスクエクスポージャー管理にオーナーの変更、権限の削除およびメンバーシップの削除を修復方法として追加しました。
    • ADManager Plusにログインするオペレーター向けに免責事項を設定するオプションを追加しました。
    • 製品の起動およびシャットダウン時に管理者に通知するオプションを追加しました。
    • バックアップ機能:カスタムバックアップリポジトリの場所を設定可能になりました。これにより、バックアップをローカルおよびNAS/共有パスへ保存可能になりました。

不具合修正

  • ダイナミック配布グループレポートにて、externalDirectoryObjectId属性の値がnullのグループが除外される不具合を修正しました。
  • カスタムドメインがプライマリドメインとして設定されているテナントでExchange Onlineレポートが失敗する不具合を修正しました。
  • 以下のレポートで、製品のEntraアプリケーションに正しい役割が割り当てられていない場合に「利用可能なデータがありません」と表示される不具合を修正しました。
    • MFA状態
    • MFA有効ユーザー
    • MFA無効ユーザー
    • MFA登録詳細
  • Entra ID(旧Azure Active Directory)の重複チェックが有効になっている場合、Entra IDのログオン名フィールドのプレフィックスのみが更新される不具合を修正しました。
  • ServiceDesk Plus(オンプレミス)経由でパスワードをリセットした際に、「ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要」フラグが更新されない不具合を修正しました。
  • ユーザー作成時に、レビュー担当者に対してMicrosoft 365ライセンスが表示されない不具合を修正しました。
  • コンピューター自動化の「コンピューターレポート」において、「最終ログオンのタイムスタンプ」をフィルターするための条件のドロップダウンが表示されない不具合を修正しました。
  • 日本語環境において、カスタムレポート経由で実行した有効/無効アクションがイベントドリブンオートメーションをトリガーしない不具合、および監査レポートに成功タスクが失敗として誤って表示される不具合を修正しました。
  • カスタムレポートで「すべてチェック」のオプションを使用した際に、「結果を絞り込む」フィルターが保持されず、フィルターが適用されていない状態で管理アクションの結果が表示される不具合を修正しました。
  • 「すべてのグループ」レポートにおいて、「Builtin」コンテナー配下のグループがドメインローカルグループ配下に誤って表示される不具合を修正しました。
  • ADManager PlusからエクスポートされたXLSXレポートを他のツールにインポートできない不具合を修正しました。
  • ダンプフォルダーにファイルが蓄積され、メモリ使用量の急増を引き起こす不具合を修正しました。
  • URLに「/AppHome.do」が追加された際に、ADManager Plusにアクセスできない不具合を修正しました。
  • ADManager PlusのグループベースのオペレーターがAD360に同期されず、AD360でのログインが失敗する不具合を修正しました。
  • Entra ID(旧Azure Active Directory)の重複チェックにより、重複した属性を持つMicrosoft 365ユーザーが作成される不具合を修正しました。
  • 「クロスドメインユーザーのログインを許可」を有効にすると、委任グループの親ドメインユーザーに割り当てられた役割が削除される不具合を修正しました。
  • 「ワークフロー」タブの「ユーザーの変更」リクエストにて、ハイブリッドユーザーのMicrosoft 365の詳細情報が依頼者に表示されない不具合を修正しました。
  • ユーザー作成および変更テンプレートで、組織属性の検索機能が機能しない不具合を修正しました。
  • ユーザー作成および変更テンプレートで構成された複数の拡張された命名フォーマットが正しく表示されない不具合を修正しました。

脆弱性修正

  • 脆弱性対応のため、ADManager PlusにバンドルされているJREのバージョンを1.8.0_472にアップグレードしました。
  • 脆弱性対応のため、ADManager PlusにバンドルされているTomcatのバージョンを9.0.111にアップグレードしました。

ADManager Plus 8.0 8025
リリースノート

2025年10月21日 リリース

脆弱性修正

  • セキュリティ脆弱性CVE-2025-10020を修正しました。
  • ADManager Plusに設定されたサービスアカウントのNTLMハッシュが、認証済みのオペレーターに公開されてしまうセキュリティ脆弱性を修正しました。

不具合修正

  • オペレーターの画面上で[Microsoft 365]タブが空白で表示され、オペレーターのプロファイルを一度編集して保存するまで、この事象が継続する不具合を修正しました。
  • [MFA登録詳細]レポートが委任されている場合でも、Microsoft 365レポートモジュール内で当該レポートがオペレーターの画面に表示されない不具合を修正しました。
  • ユーザー作成時に[ユーザー属性をコピー]を使用すると、ホームフォルダーがログオン名ではなくフルネームで作成される不具合を修正しました。
  • [自動化]で、[ファイルサーバーからすべての許可を削除]タスクがサブフォルダーから明示的なアクセス許可を削除できない不具合を修正しました。
  • ServiceDesk Plus CloudとADManager Plusの連携における AuthToken検証の不具合を修正しました。
  • [オペレーターの監査レポート]が空で表示される不具合を修正しました。
  • [アーカイブされた監査のレポート]をエクスポートすると「エラー:400」が発生する不具合を修正しました。
  • ADManager Plusでプロキシが設定されている場合に、メールが送信されない不具合を修正しました。
  • 接続障害時の不要なダンプファイルを防ぐため、Elasticsearchの安定性を強化しました。

ADManager Plus 8.0 8023
リリースノート

2025年09月03日 リリース

不具合修正

  • CSVインポートでGoogle Workspaceユーザーを作成する際に、メンバーがすでにグループに属していることを示すエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 管理者としてログインした際に、ブラウザのデフォルト言語が適用されない不具合を修正しました。
  • 製品が毎朝再起動し、ヒープダンプを作成してメモリ使用量が急増する不具合を修正しました。
  • 画面の読み込みが終了せず、ユーザー管理タスクの[ユーザーの有効化/無効化]が完了しない不具合を修正しました。
  • [オペレーターの監査]レポートでファイルサーバー管理タスクの監査データが欠損する不具合を修正しました。
  • [すべてのグループ]レポートでの総グループ数が[シングルグループの変更]で表示される総グループ数と一致しない不具合を修正しました。
  • [指定したユーザーの所属グループ]レポートにて[ネストされたグループを除外]オプションが正常に機能しない不具合を修正しました。
  • [フォルダーへアクセスできるアカウント]レポートにてエクスポートしたXLSXファイルのシート名が元のテキストではなくUnicode文字で表示される不具合を修正しました。
  • [シングルユーザーの作成]および「シングルユーザーの変更」の[テンプレートを検索]オプションのパフォーマンスを向上させました。
  • [オペレーター]ページの読み込み時に遅延が発生する不具合を修正しました。
  • [DCレプリケーションステータス]および[残っているオブジェクト]レポートで[メールを送信]オプションが機能しない不具合を修正しました。
  • REST APIでクロスドメインメンバーをグループに追加できない不具合を修正しました。
  • [SMB バージョン 1.0 搭載サーバー]リスクレポートにてSMBバージョン1.0が無効になっているコンピューターが誤って表示される不具合を修正しました。
  • [選択したグループに所属しているユーザー]レポートを自動化で選択した際にOUフィルターが適用されない不具合を修正しました。

脆弱性修正

  • 脆弱性対応のため、ADManager PlusにバンドルされているJREをバージョン1.8.0_462にアップグレードしました。
  • 脆弱性(CVE-2025-48988)対応のため、ADManager PlusにバンドルされているTomcatをバージョン9.0.107にアップグレードしました。

ADManager Plus 8.0 8021
リリースノート

2025年08月08日 リリース

新機能

  • リスクエクスポージャー管理:高特権アカウントの視覚的なマップを表示し、脆弱性や特権昇格の経路を特定するのに役立ちます。リスクを継続的に監視し、AD環境のセキュリティを強化するためのセキュリティインサイトや修正方法を確認できます。
  • Governanceタブ:リスクとコンプライアンスを一元管理するためのガバナンスタブを新たに追加しました。このタブに、新機能のリスクエクスポージャー管理機能を追加しました。また、整理を容易にするため、アクセス認証キャンペーンおよびアイデンティティリスク評価モジュールをこのタブに移動しました。
  • アイデンティティリスク評価:
    リスク評価に以下の新項目を追加しました。

    • Active Directoryリスク評価

      • 新しい[構成ミス]カテゴリーを追加しました。
      • ユーザー、セキュリティー、構成ミスカテゴリーにわたって48の新しいリスク指標が追加され、より詳細な分析と改善されたセキュリティーインサイトを提供します。
    • Microsoft 365リスク評価

      • Microsoft 365のアイデンティティリスク評価レポートから、オブジェクト管理の操作が実施できるようになりました。
  • アクセス認証キャンペーン:

    以下の権限がアクセス認証キャンペーンを通じてレビューおよび認証可能になりました。

    • Exchangeメールボックス権限
    • Microsoft Teamsおよびチャンネルメンバーシップ
    • Exchange Onlineメールボックス権限
  • AD管理:

    • 動的グループメンバーシップ:
      定義された条件に基づいてセキュリティおよび配布グループのメンバーシップを自動的に更新するルールベースのグループを作成できるようになりました。これにより、手動操作なしでグループ管理が可能になります。
    • 動的配布グループのプロパティ:
      動的配布グループのプロパティを変更可能になりました。
    • コンピュータ移行:
      フォレスト間およびフォレスト内のコンピューター移行を実行可能になりました。
    • Exchangeメールボックス変換:
      任意のメールボックスタイプを一括で通常のメールボックス、会議室、設備、または共有メールボックスに変換可能になりました。
    • GPOのマージ:
      ドメイン内の複数のGPOを単一のポリシーにマージする機能を追加しました。
  • テンプレートの強化:

    • [グループの作成テンプレート]で作成ルールを設定可能になりました。
    • [コンピュータ変更テンプレート]で変更ルールを設定可能になりました。

機能強化

  • Microsoft 365の管理を効率化するため、自動化、ワークフロー、オーケストレーションの各モジュールに新しいアクション[Remove Microsoft 365 Roles]を追加しました。
  • オペレーターの監査レポートでは、最新の監査データとアーカイブ済みの監査データを単一の統合ビューで表示できるようにになりました。さらに、アーカイブ済みのデータがスケジュールされた監査レポートに含まれるよう変更し、これらのレポートをカスタマイズするための新しいフィルターオプションを追加しました。
  • オペレーターの監査レポート、アーカイブされた監査レポート、スケジュールされた監査レポートのパフォーマンスを改善しました。
  • Load Balancer With Failover: ロードバランサー機能と自動のフェイルオーバー機能を同時に有効化できるようになり、シームレスな操作と最小限のダウンタイムによって、製品の信頼性とパフォーマンスが向上します。
  • Microsoft SQL Server 2022のサポートを開始しました。
  • OUベースの委任および一部の一括管理アクションのパフォーマンスを改善しました。
  • メンバーが特定のグループに所属する期間を、グループの作成または変更時に設定可能になりました。
  • [オーケストレーションテンプレート]における[クラウドアクション]に、[条件付きアクセスポリシーを割当]と[条件付きアクセスポリシーを削除]セクションを追加しました。
  • [メールボックスの作成]テンプレートに[メールヒント]フィールドを追加しました。
  • 命名フォーマット用のスクリプトベースのカスタム関数を作成できるようになりました。 これにより、1つの関数内で複数のマクロを使用することが可能になり、組織固有の動的な命名パターンが生成可能になります。
  • Exchangeレポートのメールボックス関連のレポートに[受信者タイプ]および[ラベル]列を追加しました。
  • カスタム属性に対するカスタム検証が追加され、テンプレートを使用してオブジェクトを作成または変更する際に正確な入力チェックが可能になりました。
  • ユーザーメールボックスのメールボックス権限を設定する際に有効化できる、[共有メールボックスのユーザーをOutlookプロファイルに自動マッピング]のチェックボックスを追加しました。
  • ユーザーおよび共有メールボックス作成テンプレートの[リモートメールボックス]タブで、メールサーバーを選択可能になりました。
  • ADエクスプローラーにおいて、コンピュータオブジェクトのプロパティに、パスワード履歴エントリを含むWindows LAPSの詳細を表示可能になりました。
  • オペレーターの編集画面から[LAPS情報をレポートに表示する]オプションを削除し、[ワークステーション コンピューター]レポートおよびADエクスプローラーにてレガシーLAPSの詳細情報を表示するためのデフォルトの役割[LAPS ロール]を追加しました。
  • ワークフロー実行中に失敗したオブジェクトを通知するオプションを追加しました。
  • [オーケンストレーションテンプレート]の[その他のアクション]に[すべてのNTFS権限を削除する]アクションを追加しました。
  • カスタムレポートにおいて以下の機能強化を行いました。
    • [ログオン先]フィルター、および国属性に対する[は空]、[は空ではない]条件を設定できるようになりました。
    • [メンバー]および[所属するグループ]ポップアップで複数のオブジェクトを選択できるようになりました。
    • [パスワードご入力回数]、[パスワードが最後に設定されてからの日数]、[ログオン回数]、[正規名] などの新しいデータベースフィルターを追加しました。
    • [ローカル管理者パスワード(LAPS)]、[ログオン時間]、[次の事項のネストされたメンバー:]、および [ネストされた MemberOf 数] 列を追加しました。
    • [UserAccountControl プロパティをリセットする]管理操作ができるようになりました。
  • スケジュールレポートにおいて以下の機能強化を行いました。

    • [サーバーの共有フォルダー]レポートのポップアップで複数のサーバーを選択できるようになりました。
    • [アカウントがアクセス可能なフォルダ]および[非継承なフォルダ]のスケジュールレポートが設定可能になりました。
    • NTFS レポートにおけるフィルターの機能を向上させました。
  • NTFSレポートにおいて以下の機能強化を行いました。

    • 削除、変更、および一括NTFS権限変更操作ができるようになりました。
    • フィルターの絞り込みセクションに[無効なユーザー]フィルターを追加しました。
    • [説明]、[場所]、[最終書き込み時間]、[最終アクセス時間]の列を追加し、レポートの視認性を向上しました。
    • CREATOR OWNER、SYSTEM、AUTHENTICATED USERS などのデフォルトのセキュリティプリンシパルが、セキュリティプリンシパル選択画面で使用できるようになりました。
    • [GPO設定]、 [特定設定のGPO][ポリシーの結果設定]、 [GPOモデリング]、[GPOの比較]レポートがエクスポートできるようになりました。
    • [GPO設定]、 [特定設定のGPO]、[GPOの比較]のスケジュールレポートが設定可能になりました。
    • [ポリシーの結果設定]、[GPOモデリング]レポートに環境変数、ファイル、フォルダ、Ini ファイルなどの環境設定項目を追加しました。
    • [GPO範囲レポート]に新たに[強制されたGPO]レポートを追加しました。

不具合修正

  • カスタムレポートの[直属の部下]属性に[は空]および[は空ではない]フィルターを適用した際に、LDAPクエリが正しく生成されない不具合を修正しました。
  • カスタムレポートの[上司]属性に対して、識別名ではなくオブジェクトのGUIDを使用してLDAPクエリが生成される不具合を修正しました。
  • すべてのOUを委任されたオペレーターが[シングルユーザーの変更]、[単一のコンピュータの変更]、[シングルグループの変更]、[シングル連絡先の変更]でオブジェクトを表示できない不具合を修正しました。
  • ライセンスの範囲内であるにもかかわらず、ユーザーおよびコンピューターの一括変更操作がライセンス制限エラーで失敗する不具合を修正しました。
  • [自動化]で[非アクティブなAzure ADユーザーレポート]を選択すると誤ったなデータが取得される不具合を修正しました。
  • セキュリティレポートの生成中にメモリースパイクが発生する不具合を修正しました。
  • 高度な命名フォーマットの[は空]および[は空ではない]条件が正しく機能しない不具合を修正しました。
  • XLSXレポートダウンロード時、0KBのファイルがダウンロードされてしまう不具合を修正しました。
  • [シングル ユーザーの変更]タスクを操作中、オブジェクトが重複して表示される不具合を修正しました。
  • ADオブジェクトの検索で、連続したオブジェクトを検索するとレスポンスが遅くなる不具合を修正しました。
  • ドメインコントローラー(DC)が稼動していない際に、レポートの[所属するメンバー]列と[所属するグループ]列が空欄になる不具合を修正しました。
  • [自動化]の[通知を有効化]タスクによって送信されたメールに、添付ファイルが添付されない不具合を修正しました。
  • 自動化タスクに関連付けされている場合でも、自動化ポリシーを削除すると、自動化ページが空白になる不具合を修正しました。
  • テンプレートを使用したユーザーの変更アクションのワークフローと自動化で重複チェックが正しく機能しない不具合を修正しました。
  • [コンソール上でパスワードを表示しない]オプションが有効に設定されている場合でも、ワークフローにランダムパスワードが表示される不具合を修正しました。
  • Security ACEの同期中に製品パフォーマンスが低下する不具合を修正しました。
  • カスタムレポートの編集や閲覧に大幅に時間を要し、読み込みや保存に数分かかる不具合を修正しました。
  • 新たに追加された属性が[カスタムレポート]列ですでに設定されている場合、サービスパックのインストールに失敗する不具合を修正しました。
  • [ユーザーの作成テンプレート]と[ユーザーの変更テンプレート]で、変更が行われていない場合でも、送信メッセージサイズと受信メッセージサイズプロパティが0KBに設定される不具合を修正しました。

セキュリティ修正

  • 脆弱性 (CVE-2025-0411) 対応のため、7-Zipをバージョン24.09にアップグレードしました。
  • 脆弱性対応のため、Apache POIをバージョン5.4.1 にアップグレードしました。
  • 脆弱性(CVE-2025-24813)対応のため、ADManager PlusにバンドルされているTomcatをバージョン9.0.102にアップグレードしました。
  • ADManager PlusにバンドルされているPostgreSQLのバージョンを15.12にアップグレードしました。

その他変更


ADManager Plus 8.0 8010
リリースノート

2025年05月21日 リリース

機能強化

  • ADManager PlusはWindows Server 2025をサポートしました。
  • ADManager Plusは、Microsoft 365サービスアカウントの必須設定なしでMicrosoft 365を管理できるようになりました。
  • ユーザーは、ネットワーク接続、URLエンドポイント接続、Exchangeセッションの作成と認証、およびEntra IDアプリケーションとサービスアカウントに必要な権限に関連する問題を、ディレクトリ/アプリケーション設定から診断および解決できるようになりました。
  • ヘルプデスク監査レポートのデフォルトの期間をカスタマイズできるようになり、組織の要件に合ったデータを表示できるようになりました。
  • カスタムレポートのカスタム属性に「すべて選択」オプションを追加しました。これにより、レポート生成にかかる工数を削減できるようになりました。
  • Microsoft 365およびGoogle Workspaceでのシングルユーザー作成時に、「ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要」フィールドを設定できるようになりました。
  • アクセス認証キャンペーンでADグループを選択する際に、メンバーの詳細を表示できるようになりました。
  • 自動化でCSVファイルや外部データソースからオブジェクトをインポートする際にOUを指定できるようになり、選択したOUから必要なデータのみをフィルタリングしてインポートできるようになりました。
  • バックアップタブを使いやすさ向上のために再設計しました。また、新しいクイックリカバリー機能が追加しました。これらにより、削除されたADオブジェクトを迅速に確認および復元できるようになりました。

不具合修正

  • ユーザーアカウントをユーザーの変更テンプレートで更新する際に、HideFromExchangeAddressList、AcceptMessagesFrom、RejectMessagesFromなどのExchange属性が更新されない不具合を修正しました。
  • GDPRまたはHIPAAコンプライアンスが有効になっている場合に、Rapid7の統合設定が保存されない不具合を修正しました。
  • すべてのユーザーレポートのメンバー列に重複したエントリーが表示される不具合を修正しました。
  • ADManager Plusで属性に割り当てられた技術者マクロが、オーケストレーションテンプレートで設定され、さらに高度な管理セクションからトリガーされた場合に、常に管理者として処理される不具合を修正しました。
  • 通知プロファイルのobjectName基準が満たされていない場合でも、すべてのオブジェクトに対して通知がトリガーされる不具合を修正しました。
  • ワークフロー実行中に自動化ポリシーの各タスクに対して、通知テンプレートの添付ファイル設定に関係なく、個別のメール通知が送信される不具合を修正しました。
  • 複数コンピューターの変更で、CSVファイルを使用してコンピューターのグループ属性を変更する際に、最初のオブジェクトでエラーが発生した場合に後続のオブジェクトの変更が失敗する不具合を修正しました。
  • 削除されたマネージャーがレポートのマネージャー列に表示され続ける不具合を修正しました。
  • 複数ユーザーの作成中に1つのオブジェクトが作成に失敗した場合に、残りのすべてのオブジェクトに対してオーケストレーションがトリガーされない不具合を修正しました。
  • オブジェクトの移行時に、移行先ドメインのドロップダウンメニューで受信の信頼ドメインを選択できない不具合を修正しました。

ADManager Plus 8.0 8002
リリースノート

2025年03月12日 リリース

機能強化

  • アクセスの推奨事項:機械学習を活用し、ユーザー管理やアクセス認証の際に、より良い意思決定のためのスマートな提案が表示されるようになりました。
  • アイデンティティリスク評価で以下の機能強化を追加しました。

    • ユーザー、コンピューターおよびセキュリティのカテゴリに34種類の新しいリスク指標を追加したことで、より詳細な分析が可能になりました。
    • アイデンティティリスク評価レポートを生成する頻度を設定するオプションを追加しました。
    • リスクスコアの推移を時系列で表示するグラフを追加しました。
    • 出力したアイデンティティリスク評価レポートのスケーラビリティおよび可読性を改善しました。
  • アプリケーション統合で以下の機能強化を追加しました。

    • サードパーティ製アプリケーションからエクスポートされたCSVを、自動化機能のデータソースとして設定できるようになりました。
    • 自動化の編集画面に、サードパーティ製アプリケーションのデータソースのデータプレビュー機能を追加しました。
    • カスタム認証方法を追加しました。
    • REST APIの応答にカラムのカスタム機能を追加しました。
    • Webhookリクエスト本文のXMLにマクロを追加しました。
    • 正規表現をサポートした高度なフィルター機能を自動化タスクに追加しました。
    • カスタム機能をWebhook、自動化およびイベントドリブンオートメーションへ追加しました。
    • オーケストレーションテンプレートの決定に基づく条件ブロックに、OU名を追加しました。
    • アプリケーション統合配下にある60以上のアプリケーションのインバウンドおよびアウトバウンド設定を追加しました。
    • SOAP APIベースの連携を、追加属性の値ベースのインデックスによって改善しました。
    • ユーザーおよびグループのテンプレートを統合されたアプリケーションとマッピングできるようになりました。
  • 自動化で以下の機能強化を追加しました。

    • Microsoft 365レポートのフィルターにメール非対応ユーザーを除外するフィルターを追加しました。
    • スケジュール頻度の値の視認性が向上しました。
  • レポートで以下の機能強化を追加しました。

    • レポートのエクスポート設定に、空の値にハイフンを表示するオプションを追加しました。
    • BitLocker 回復キーレポートに、作成時間の列を追加しました。
    • エクスポートした検索の権限レポートに、オブジェクト権限の詳細が含まれるようになりました。
  • 複数ユーザーのカスタム属性の通知を送信する場合に、値が表形式で表示されるようになりました。
  • [ドメイン/テナント設定]オプションは[ディレクトリ/アプリケーション設定]に名称変更し、Google Workspaceおよびアプリケーション統合の設定を[ディレクトリ/アプリケーション設定]配下に移動しました。
  • 最新ビルドのManageEngine AD360との連携機能を改善しました。
  • JREのバージョンを1.8.0_432へアップグレードしました。
  • PostgreSQLのバージョンを15.8へアップグレードしました。
  • Microsoft JDBCドライバーのバージョンを7.4.1から8.4.1へアップグレードしました。
  • jQueryのバージョンを3.5.1から3.7.1へアップグレードしました。
  • 信頼性およびセキュリティ向上のため、Apache Tomcatのバージョンを9.0.98へアップグレードしました。

不具合修正

  • ServiceDesk Plusから管理タスクを実行中に、Active Directoryサーバーへ接続できないエラーが発生する不具合を修正しました。
  • 自動化に失敗したオブジェクトの通知にて、マクロが正常に処理されない不具合を修正しました。
  • パスワード保護が有効な場合に、XLSXフォーマットでレポートをエクスポートする際に発生する不具合を修正しました。
  • ユーザー作成時にManagerNameマクロが正常に処理されない不具合、およびManagerNameマクロが通知テンプレートの宛先フィールドに追加されると、他のマクロが複製される不具合を修正しました。
  • ユーザーが特定のグループのメンバーであるかチェックするために使用される、オーケストレーションテンプレート内の決定ブロックが実行に失敗する不具合を修正しました。
  • カスタムレポートで外部メールアドレス列のデータが表示されない不具合を修正しました。
  • ADManager PlusのCPU使用率を最適化しました。
  • オペレーターの削除およびグループメンバーのレポートを出力する際のパフォーマンスが向上しました。
  • 上司のDistinguished Nameのみがレポートで利用可能な場合、上司情報の同期がトリガーされない不具合を修正しました。
    イベントドリブンオートメーションの条件に関する不具合を修正しました。
  • 自動化にて、通知を成功したオブジェクトのみに設定しているにもかかわらず、管理者が失敗したオブジェクトのメールを受信してしまう不具合を修正しました。
  • テンプレートを利用したユーザーの作成および変更時のパフォーマンスが向上しました。
  • カスタムレポートにて、次のN日間のUTCフォーマットフィルターに関する不具合を修正しました。
  • ADManager Plusのユーザー無効化のREST APIを使用してユーザーを無効化したときに、イベントドリブンオートメーションがトリガーされない不具合を修正しました。
  • グループメンバーレポートをXLSX形式でエクスポートする際に、100以上のグループが選択されていると、エクスポートしたファイルが19シートまでに制限される不具合を修正しました。
  • オペレーターが委任されていないOUから削除されたユーザーを表示および復元できる不具合を修正しました。
  • 自動化でデータソースとしてレポートを使用する際に、レポートで任意の期間を設定した場合に発生する不具合を修正しました。

機能廃止:

  • ADManager Plusのビルド8000から、32bitアーキテクチャのサポートが終了しました。ビルド8001にアップグレードする前に、64bitアーキテクチャに移行することを推奨いたします。
    ※日本法人ではすでに32bit版の提供を終了しています。
  • ADManager PlusのGenerate Authtoken APIは、2025年1月より非推奨となりました。このAPIが使用されるたびに、オペレーター宛てにメールが送信されます。