ADSelfService Plus ナレッジベース

脆弱性(CVE-2025-1723)の概要および対応方法


ADSelfService Plusにおきまして、アカウント乗っ取りの脆弱性(CVE-2025-1723)が確認されました。
本脆弱性につきまして、ビルド6511で修正しました。

本ナレッジでは、当該脆弱性の詳細について記載します。

※本ナレッジの内容はグローバル本社のナレッジベース(英語)を翻訳、一部加筆したものです。
CVE-2025-1723 – Account takeover vulnerability in ADSelfService Plus

 

脆弱性の概要

ADSelfService Plusへのログインで多要素認証(MFA)が有効になっていない場合に、セッションの誤処理に起因する、ユーザー登録データへの不正アクセスを可能にする脆弱性が確認されました。

 

脆弱性の重要度

本脆弱性を重要度高(High)と評価しています。

 

影響を受けるビルド

日本向けにリリースしているビルド6509以前の、すべてのビルドが対象です。
(グローバル向けリリースでは、6510以前のすべてのビルドが対象です。)

 

ユーザーへの影響

許可されていないユーザー情報へのアクセスにより、アカウント乗っ取りにつながる可能性があります。

 

対応方法

本脆弱性の修正が含まれるビルド6511にアップグレードすることで対応できます。
アップグレード方法につきましては、こちらのナレッジをご参照ください。