ADSelfService Plus ナレッジベース

脆弱性(CVE-2023-28342)の概要および対応方法


ADSelfService Plusにおきまして、モバイルアプリ認証APIを介したDoS攻撃の脆弱性(CVE-2023-28342)が確認されました。
本ナレッジの内容は、本社のナレッジベース(CVE-2023-28342 – DoS attack in Mobile App Authentication API)を翻訳、一部加筆したものです。

<目次>
脆弱性の概要
脆弱性の重要度
影響を受けるビルド
ユーザーへの影響
対応方法
関連ページ

脆弱性の概要

Mobile App Authentication APIに対して不正なペイロードを含む呼び出しが行われる度にADSelfService Plusが再起動する脆弱性が確認されました。

脆弱性の重要度

本脆弱性を重要度高(High)と評価しています。

影響を受けるビルド

日本向けにリリースしているビルド6216以下の、すべてのビルドが対象です。
(グローバル向けリリースでは、6217以前のすべてのビルドが対象です。)

ユーザーへの影響

Mobile App Authentication APIが不正なペイロードを受信する度に、ADSelfService Plusが再起動します。

対応方法(2023年5月12日現在)

2023年5月12日現在、本脆弱性の修正が含まれるビルド6300をリリースいたしました。
そのため、最新ビルド6300へアップグレードしてください。
https://www.manageengine.jp/support/kb/ADSelfService_Plus/?p=4701

対応方法(2023年4月11日現在)

グローバルでは、本脆弱性に対応したビルド 6218をリリースしております。
ただし、2023年4月11日現在、日本国内でリリースしているADSelfService Plusの最新ビルドは「 6216」です。
脆弱性を解消したビルドのリリースまで今しばらくお待ちください。
対応ビルドリリースの際は、保守ユーザーの皆様にメールにてお知らせいたします。

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