ADSelfService Plus ナレッジベース

脆弱性(CVE-2025-3833)の概要および対応方法


ADSelfService Plusにおきまして、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2025-3833)が確認されました。
本脆弱性は、次回リリース予定のビルドにて修正予定です。

本ナレッジでは、当該脆弱性の詳細について記載します。

※本ナレッジの内容はグローバル本社のナレッジベース(英語)を翻訳、一部加筆したものです。
CVE-2025-3833 – SQL injection vulnerability in ADSelfService Plus

 

脆弱性の概要

認証済みのADSelfService Plus技術者がカスタム入力を用いて、ADSelfService Plusに存在するMFAレポートを検索することでのみ悪用可能なSQLインジェクションです。
 

脆弱性の重要度

本脆弱性を重要度高(High)と評価しています。

 

影響を受けるビルド

日本向けにリリースしているビルド6511以前の、すべてのビルドが対象です。

 

ユーザーへの影響

レポートモジュールを介した任意のSQLコマンドの実行により、ADSelfService Plusデータベースに対する不正な変更の可能性があります。

 

対応方法

本脆弱性の修正が含まれるビルド6517にアップグレードすることで対応できます。
アップグレード方法につきましては、こちらのナレッジをご参照ください。