Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

Desktop Centralを用いたmacOS Mojave10.14へのアップグレード手順


Desktop Centralを用いてmacOS Mojaveへアップグレードする手順は以下の通りです。

注意事項

macOSアップグレードファイルはパッチとして表示されますが、パッチ管理機能を用いてのアップグレードには対応しておりません。

以下のシステム条件が満たされている場合にのみ、MacオペレーティングシステムをMojave 10.14にアップグレードできます。詳細については、以下のリンクをご参照ください。

  • OS X 10.8以降
  • 2GBのメモリ
  • 12.5GB以上のハードドライブ空き容量(OS X El Capitan 10.11.5以降)

https://www.apple.com/jp/macos/how-to-upgrade/#hardware-requirements

AppleではmacOSをアップグレードする前にデータのバックアップを推奨しています。

 

1. パッケージの準備

  1. Mac端末を使用してAppStoreにアクセスし、macOS Mojaveをダウンロードします。
  2. ターミナルから以下のコマンドを実行し、アプリケーションを圧縮します。

    tar -zcvf installMojave.tar.gz /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app /

    ※AppStoreからダウンロードしたアプリケーションは、デフォルトではMackintosh HD直下のApplicationsフォルダに保存されます。Install Mojave.appの圧縮はApplicationsフォルダで行ってください。

  3. 以下のスクリプトをダウンロードします。

    http://patchdb.manageengine.com/dccrs/updates/OSUpgrade.sh.zip

2. パッケージの配布

  1. ManageEngine Desktop Centralを開き、「ソフトウェア配布」タブ > 「パッケージの作成」より「パッケージ」画面 >「パッケージを追加」ボタンをクリックし、Macを選択します。
  2. 任意のパッケージ名とライセンスのタイプ:商用を選択し、準備したファイル installMojave.tar.gz および OSUpgrade.sh.zip をアップロードします。
  3. 「詳細オプション」>「インストールのコマンド」に以下のコマンドを入力後、「パッケージを追加」をクリックします。

    ./OSUpgrade.sh

  4. 「ソフトウェア配布」タブ > 「配布」 > 「ソフトウェアの追加と削除」より「Mac PCの設定」を選択します。
  5. 「パッケージ名」で先ほど作成したパッケージを選択し、「対象の定義」にてアップグレード対象となる端末を選択します。
  6. 配布ポリシーやスケジューラー設定などその他の項目を設定します。
  7. 「配布」または「今すぐ配布」を選択し、インストールを実行します。