セキュアゲートウェイサーバーのアップグレード方法
この記事では、セキュアゲートウェイサーバーをアップグレードする方法について説明しています。
セキュアゲートウェイサーバーのアップグレード方法
セキュアゲートウェイサーバーの目的や導入方法、手順については、こちらをご覧ください。
セキュアゲートウェイサーバーのビルド番号の確認方法
以下の手順でセキュアゲートウェイサーバーのビルド番号を確認可能です。
- セキュアゲートウェイサーバーがインストールされたコンピューターにログインし、スタートメニュー > ManageEngine Secure Gateway Serverフォルダーを開きます。
- Aboutをクリックして実行します。
- 「バージョン情報」ボックスが表示されます。タイトル「Secure Gateway Server」の下に表示されている数字がビルド番号です。
セキュアゲートウェイサーバーの最新ビルドは、9.0.084です。
セキュアゲートウェイサーバー(旧称:フォーワーディングサーバー)ビルド9.0.056以降をご利用の場合は、hotfixをダウンロードし、以下のアップグレード手順を実行します。なお、セキュアゲートウェイサーバー9.0.084はDesktop Central 10.0.391以上のビルドに対応しています。
セキュアゲートウェイサーバー(旧称:フォーワーディングサーバー)ビルド9.0.056以降をご利用の場合は、hotfixをダウンロードし、以下のアップグレード手順を実行します。なお、セキュアゲートウェイサーバー9.0.084はDesktop Central 10.0.391以上のビルドに対応しています。
セキュアゲートウェイサーバーのリリースノート
セキュアゲートウェイサーバー ビルド9.0.080以降9.0.084までのリリースノート
- 不具合修正
- WebUIへのアクセスを無効にした場合でもWebUIにアクセスできてしまう問題を修正。
- Websocketポートを読み込まないUIの問題を修正。
- dllファイルの欠落によるサーバーの起動の不具合に関する問題を修正。
- その他の不具合を修正。
セキュアゲートウェイサーバーのアップグレード方法
前提条件
- セキュアゲートウェイサーバーのアップグレードは、セキュアゲートウェイサーバーの新しいビルドがリリースされた際に実行します。Desktop Centralサーバーのアップグレード時に実施する必要はありません。
- セキュアゲートウェイサーバーをアップグレードする際は、Desktop Centralサーバーが稼働中である必要があります。
- この手順はDesktop Centralビルド10.0.391以降においてのみ有効です。
インストール手順
セキュアゲートウェイサーバーをアップグレードする手順は以下の通りです。
- セキュアゲートウェイサーバーがインストールされたコンピューターにデフォルトの管理者としてログインし、スタート > ファイル名を指定して実行 > Services.msc > Secure Gatweway Server サービスを停止します。
- アップグレードプロセス中のデータ損失を回避するために、Desktop Central Secure Gateway Serverインストールフォルダー(C:\Program Files (x86)\ManageEngine\DesktopCentralForwarding_Server など)のバックアップを取ります。
- セキュアゲートウェイサーバーが、サードパーティ製ツールやスクリプト等によって監視されている場合は、アップグレードプロセスが完了するまで、監視サービスを無効にします。
- こちらにアクセスし、[Download Hotfix]をクリックして最新の.ppmファイルをダウンロードします。
- < セキュアゲートウェイサーバーインストールフォルダー >/bin にある UpdateManager.bat ファイルを実行します。
- [参照]をクリックして、ダウンロードした.ppmファイルを選択します。
- [インストール]をクリックして、修正プログラムをインストールします。(移行するデータの量によっては、数分かかる場合があります)
- 修正プログラムが完全にインストールされるまで待ちます。
- インストール完了後、スタート > ファイル名を指定して実行 > Services.msc から Secure Gatweway Server サービスを開始します。
以上で、セキュアゲートウェイサーバーのアップグレードが完了します。