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ソフトウェア配布の失敗 – アクセスの拒否


ソフトウェア配布の失敗 – アクセスの拒否

 

問題内容:

ソフトウェアのインストール中に、次のエラーが発生しインストールできません;「アクセスが拒否されました」

 

原因:

次のいずれか、またはいずれか複数の理由により、上記エラーが発生します;

  • インストールファイルが保存されたファイル/パスに、「Everyone Group」に対するアクセス権限がない
  • 定義設定の「Run As」オプションで指定したユーザー名に必要権限がない
  • マルチドメインの設定において、共有が保存されたドメインと、共有にアクセスするクライアントのドメインが異なる

 

解決策:

環境に応じ、次の中から該当する解決策に従ってください;

 

1.シングルドメイン:

ネットワーク共有に「Authenticated Users」と「Everyone Group」に対する読取りアクセスがあるか確認します。読取りアクセスがない場合、必要な権限を付与します。

 

ソフトウェア インストールの際に「Run As」オプションを使用する場合、クライアントコンピューターの「プログラムファイル」にソフトウェアをインストールしフォルダーを作成できるよう、ユーザーにパスにアクセスできる必要権限が付与されていることを確認します。

 

上記方法で問題を解決できない場合、「Run As」オプションと伴に「フォルダー/ファイルをコピー」オプションを使用してください。

 

メモ:「Run As」項目で使用したユーザー名とパスワードにはAdmin権限が必要です。また、「Everyone Group」に共有の読取り権限がない場合、その共有に対する読取り権限も必要です。

 

「フォルダー/ファイルをコピー」オプションを使用するには、次のように特定のパッケージにルートパスを設定します;

1.「ソフトウェア管理」に移動し、「ソフトウェアリポジトリ」を選択します

2.パッケージ名に該当する「編集」アイコンをクリックします

3.「詳細オプション」の「インストール/アンインストール」設定を有効にします

4・EXE/MSIルートパスが正確に設定されているか確認します

 

2.マルチドメイン/ワークグループ:

マルチドメインの場合、HTTPアップロード方法を使用してドメイン/ワークグループ間のソフトウェア配布を実行します。

 

共通のネットワーク共有にソフトウェアを保存している場合、その共有にアクセスできるユーザー資格情報が必要です。異なるドメイン/ワークグループからこの共有にアクセスするには、資格情報の提供は必須となります。

 

「ソフトウェア管理」タブを選択し、左側の「ソフトウェア リポジトリの設定」をクリックすると、ネットワークの共有権限を確認できます。「資格情報を使って共有にアクセス」オプションが選択され、ユーザー資格情報が提供されていることを確認します。

 

Windows Vista以降のOS搭載クライアントマシン (UACが有効化されている場合):

 

「Run As」オプションにデフォルトAdministratorのユーザー名とパスワードを指定し上記1.2.のシナリオがうまく機能しない場合、ログファイルを弊社サポートまでご連絡ください。もしくは、「Run As」オプションに指定したユーザーでログインし、手動ソフトウェア インストールを試行します。そして、アプリケーションが問題なく実行できるか確認します。アプリケーションが配布できない場合、パッケージ関連の問題である可能性があります。その場合、そのパッケージのソフトウェアベンダーに問い合わせてください。手動配布が成功した場合、次の情報を弊社サポートまでご連絡ください。問題の分析と修正ファイルの作成に有用となる情報ですので、ご協力頂けると助かります;

  • Desktop Centralサーバーからのログファイル
  • インストールが失敗したコンピューターに関連するDesktop Centralエージェントからのログファイル
  • インストールしようとしたソフトウェアパッケージ

 

*詳細情報

ネットワーク共有の設定方法については、こちらのビデオを参照してください。(最初の部分はネットワーク共有の作成手順の説明となり、"01:07"分から設定方法の説明が始まります。)