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ソフトウェア配布の失敗 - プロセス タイムアウト


ソフトウェア配布の失敗 - プロセス タイムアウト

 

問題内容

ソフトウェアインストールの途中で、待機処理がタイムアウトになります。
 


原因

次の状況下で、ソフトウェア配布の際「プロセス タイムアウト」のエラーが発生します。

  • (1) インストール途中にユーザー入力が必要な場合
     
  • (2) 次の理由でインストールが2時間以内(デフォルトのタイムアウト時間)に完了しなかった場合
    • CPU使用率が高い
    • ネットワーク通信に関する問題がある
    • ソフトウェアインストールに2時間以上かかる
  • (3) ファイルパスにスペース(空白)が含まれる場合

 


解決策

対応する解決策を実行します。

(1) インストール途中にユーザー入力が必要な場合

サイレントスイッチを使用して、コンピューターでアプリケーションのサイレントインストールを試行してください。インストール途中のポップアップ表示がなくなります。しかし、それでもまだポップアップが表示する場合、スイッチが有効であるかどうかソフトウェアのベンダーサポートサイトから確認してください。
 

(2) ネットワーク通信/CPU使用率問題を解決する

CPU使用率の低い業務時間外にインストールが実行されるよう構成を作成し、ネットワーク通信問題を回避します。そして、サイレントスイッチを使用してコンピューターでアプリケーションのサイレントインストールを試行します。

上記対応でもソフトウェア配布に2時間以上かかる場合、次の情報を弊社サポートまでご連絡ください

  • Desktop Centralサーバーのログファイル
  • インストールが失敗した管理対象PCにインストールされたDesktop Centralエージェントのログファイル
  • インストールしようとしたソフトウェアパッケージの詳細

 

(3) ファイルパスにスペース(空白)が含まれる場合

引数に対するファイルパスにスペース(空白)が含まれる場合、ダブルクォーテーションで内でその引数を指定します。例えば、引数としてMSPファイルを指定しMS Officeアプリケーションをインストールする際に、そのMSPファイルのファイルパスにスペースが含まれる場合があります。その場合、ダブルクォーテーションで内でMSPファイルのパスを指定します。
 

(例) \\DCShare\Shared Utilities\Office 2007 Enterprise Install Disk\setup.exe /adminfile "\\DCShare\Shared Utilities\Office 2007 Enterprise Install Disk\office2007autoinstall.MSP"

 

上記例において、「Office 2007 Enterprise Install Disk」ディレクトリには、ディレクトリ名間にスペースが含まれています。そのため、このディレクトリをダブルクォーテーションで内で囲っています。


 
その他のソフトウェア配布の失敗に関するナレッジは、ソフトウェア配布の失敗を参照します。