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【構成】USB制御の設定


この記事では、Endpoint Central Cloud のWindowsコンピューター向け のUSB制御(USBのブロック)機能について説明しています。
※Mac端末へのUSBデバイス制御については、以下のポイントをご覧ください。

USB制御の設定

USB制御機能の概要

Endpoint Central Cloud は、構成機能 の一つである USB制御機能 を使用して、管理対象の Windows コンピューターに対して以下のような設定が可能です。

  • USBデバイスの一律使用禁止
  • USBデバイスの種類ごとの使用禁止/許可
  • 特定の種類・特定のベンダーのUSBデバイスのみ使用許可、その他の使用禁止
  • 特定の種類・特定のUSBデバイスのみ使用許可、その他の使用禁止
  • 特定の種類・暗号化されたUSBデバイスのみ使用許可、その他の使用禁止
デバイスの識別には デバイスインスタンスパス(シリアル番号)を使用します。
デバイスのブロックには、デバイスドライバーの無効化を実行します。

USB制御設定の手順

 設定方法 / 解除方法 / 履歴の確認方法 

USB制御の設定方法
Endpoint Central Cloud のUSBデバイス制御は、USBデバイスの種類ごとに設定します。ブロックしたいデバイスの種類の「ブロック」のラジオボタンをクリックし、必要に応じてブロック対象から除外する「例外デバイス」を登録します。
  1. 構成タブ > 構成 > Windows > USB制御 > ユーザー または コンピューター をクリックします。
  2. デバイスの種類ごとに、それぞれ「変更なし」「ブロック」「ブロック解除」を選択します。

    (例: USBフラッシュメモリやUSB外付けハードディスクの使用を制限する場合は以下の通りとなります)。

    • 「ディスクドライブ」を「ブロック」に変更します。
    • 特定のデバイスのみ使用を許可する場合は、「デバイスを除外する」をクリックしてデバイスインスタンスID(シリアル番号)を入力します。

     

  3. 配布/適用対象を選択します。
  4. 必要に応じて実行設定、再試行回数、通知を設定します。

以上で、USB制御が構成されます。構成の作成方法は、構成に関するナレッジもご覧ください。 

USB制御の解除方法

配布済みの「USB制御」構成を解除する場合は、配布した構成をごみ箱に移動します。

  1. 構成タブをクリックします。
  2. 必要に応じて、構成の表示:すべてのユーザーが作成(Administratorなどのロールのユーザーのみ選択可)を選択したり、フィルター条件: 構成 を 「USB制御」 に変更したりして、適用されているUSB制御構成を見つけます。
  3. 表示された構成一覧から、チェックを入れて[ゴミ箱に移動]をクリックします。
USB制御構成はデバイスドライバーを無効化します。エージェントのアンインストール前には、必ずUSB制御を無効化してからエージェントをアンインストールするようお願いいたします。
これまで適用したUSB制御構成は、 レポートタブ > USBレポート > USBポリシーレポート から確認できます。
USBデバイス接続履歴の確認方法

レポートタブ > USBレポート > USB監査レポート を確認します。

 


類似の機能

構成 > テンプレート 機能を使用して、WindowsコンピューターのUSBデバイスを読み取り専用とすることが可能です(インスタンスID等の指定はできません)。

  1. 構成タブ > 構成の追加 > テンプレート > フィルター条件についてカテゴリ: USBセキュリティ を選択します。
  2. 「USBストレージデバイスの書き込み禁止」または「USBストレージデバイスの書き込み禁止の解除」のアクション列 > 構成の作成 をクリックします。
  3. 適用対象を選択し、配布(または今すぐ配布)を選択します。

 

Mac端末に対しては、USBストレージデバイスの使用を禁止するスクリプトを、「カスタムスクリプト」機能からご利用いただけます。

  1. 構成タブ > 構成 > スクリプトリポジトリ > テンプレート > フィルター条件についてプラットフォーム: Mac, カテゴリ: PC管理(Computer Management) を選択します。
  2. BlockStorageForMac.shにチェックを入れ、「リポジトリに追加」をクリックします(リポジトリに追加済みの場合はチェックできません。次の手順に進みます)。
  3. 構成タブ > 構成 > スクリプトリポジトリ > リポジトリ > BlockStorageForMac.sh > アクション列 より、コンピューター構成の追加(またはユーザー構成の追加)を選択します。
  4. カスタムスクリプトの構成 > 間隔 において、各スタートアップ時(各ログイン時)を選択します。
  5. 配布/適用対象の設定 において、適宜配布対象を選択します。
  6. 配布(または今すぐ配布)をクリックします。