ユーザーのログイン・ログアウト時刻/PCの使用時間を取得する方法
この記事では、Endpoint Centralを使用してユーザーのログイン・ログアウト時刻や、Windowsコンピューターの稼働時間情報を取得する方法について説明します。
ユーザーのログイン・ログアウト時刻を取得する方法(Windowsのみ)
以下のレポートから、Windowsコンピューターにおけるユーザーのログイン・ログアウト時刻や、PCの稼働時間を取得可能です。
1. ユーザーのログイン・ログアウト時刻を確認する
「ユーザーログインレポート」を確認します。
- 「管理」タブ→「レポート」→「レポート設定」を開き、ユーザーログインレポートが有効化されていることを確認し「保存」をクリックします。
- 「レポート」タブ →「ユーザーログインレポート」→「ユーザーのログイン履歴」または「PCごとのユーザーログイン履歴」をクリックします。
- ログイン時刻とログアウト時刻が表示されます。
- スタンバイ/スリープ/休止状態は、ログアウトに含まれません。ユーザーがコンピューターをシャットダウンするか、手動でログアウト操作を実行した場合にログアウトとしてカウントされます。
- Active Directory 環境 / ワークグループ環境のどちらでも使用できます。
- 同一のユーザーが複数のコンピューターでログインした場合、それぞれの PC ごとにログイン/ログオフ時刻を取得します。
- 「エージェント」タブ→「エージェント設定」→「エージェントトレイアイコン」で「ユーザーログインレポートのメニューの表示」が有効化されている場合、Endpoint Centralサーバーと通信可能な環境では、管理対象コンピューターを使用しているエンドユーザーも、自身のログイン履歴を確認できます。
- 通知領域のエージェントトレイアイコンを右クリック > ユーザーログインレポートの表示 を選択します。
- 自身の最近のログイン履歴が表示されます。
2. コンピューターの稼働時間を確認する
「システム稼働時間レポート」を確認します。
- 「管理」タブ→「レポート」→「レポート設定」を開き、電源管理レポートが有効化されていることを確認し「保存」をクリックします。
- レポートタブ > 電源管理レポート > システム稼働時間レポート をクリックします。
- 必要に応じてフィルター条件を設定します。
- 管理対象コンピューターの一覧から確認したいコンピューター名をクリックします。必要に応じて「概要ビュー」「詳細ビュー」を切り替えます。
Windowsコンピューターの場合、「構成」タブ →「Windows」→「電源管理」において、スリープに移行する時間を設定することで、より正確な使用時間が把握可能になります。
3. ユーザーログイン情報の保持期間を変更する
「管理」タブ →「レポート」→「レポート設定」より、ユーザーログインレポートのデータ保持期間を設定できます。デフォルトは30日であり、上限は999999999日です(おおむね750日以上の日数を指定すると、表示が遅くなるため推奨いたしません)。