配布前のユーザー通知 / ユーザーによる延期・スキップ
確認ビルド: Endpoint Central 11.3.2400.33
Endpoint Centralを使用してパッチやソフトウェアをPCに対して配布する際、対象PCの画面上に通知を表示させることができます。この通知を有効化した場合、対象PCを利用しているユーザーは、パッチやソフトウェアの配布が実行されることを延期またはスキップさせることができます。
ユーザー通知の設定方法
配布の際の対象PCへの通知を有効化するには、配布ポリシー内の[配布前のユーザー通知]において、「ユーザーに配布事項を通知」にチェックを入れます。
設定項目は以下のとおりです。
- 配布メッセージの件名 / 配布の際の通知メッセージ: ポップアップメッセージのタイトルおよび説明文を入力します。
- 通知タイムアウト: ポップアップメッセージの表示が継続する時間(分)を指定します。1-600の数字を入力します。ポップアップの表示中にユーザーが応答しなかった場合、配布が開始されます。
- ユーザーによる配布の延期: 配布の延期(またはスキップ)を許可する場合はチェックを入れます。
- 次で指定した日数後に強制的に配布: ユーザーによって配布が延期(またはスキップ)された場合でも、指定した日数後に強制的に配布を実行します。
- 配布前にシステムのアイドルステータスが[ ]分続いた場合に強制配布: 配布前に対象PCが指定した時間アイドル状態だった場合、通知を表示せずに配布を開始します。
- 配布進行状況をクライアントPC上に表示: 配布の進行状況が表示されます。
ユーザーによる配布の延期・スキップ
上記で「ユーザーによる配布の延期」にチェックを入れると、対象PC上では配布の通知画面に[延期]と[スキップ]のいずれか一方のボタンが表示されます。
どちらのボタンが表示されるかについては、配布ポリシー内の[配布スケジュール]での指定内容によって決まっています。
- 対象PC上に[延期]ボタンが表示される場合: [配布スケジュール]において、すべての曜日の00時00分から23時59分までが指定されている場合には、ユーザーは対象PC上で[延期]をクリックし、配布の実行を延期させることが可能です。ユーザーは、延期先となる配布日時を指定できます。
- 対象PC上に[スキップ]ボタンが表示される場合: [配布スケジュール]において、特定の曜日のみまたは特定の時間帯のみが指定されている場合には、ユーザーは対象PC上で[スキップ]をクリックし、配布の実行をスキップさせることが可能です。スキップ後は、リフレッシュサイクルごとに再度ポップアップが表示されます。