Password Manager Pro ナレッジベース

Apache XML-RPC (別名 ws-xmlrpc) ライブラリ 3.1.3 における脆弱性について (CVE-2022-35405)


サードパーティライブラリの脆弱性により、Password Manager Proに重要なセキュリティ脆弱性の問題 (CVE-2022-35405)が検出され、ビルド12101にて修正いたしました。

脆弱性についての概要

Password Manager Pro で使用している Apache XML-RPC (別名 ws-xmlrpc) ライブラリ 3.1.3 において、リモート攻撃者が[ex:serializable]要素で細工したシリアライズされた Java オブジェクトを介し、任意コードを実行可能な脆弱性が発見されました。デシリアライズを無効にすることでこの問題を解消しました。

深刻度

クリティカル

Password Manager Pro への影響

この脆弱性により、Password Manager Proをインストールした環境において、ホストを悪用したリモートコードが実行される可能性があります。この脆弱性を悪用するために、認証は不要です。

影響範囲の詳細

製品

影響を受けるビルド

修正ビルド

リリース日

Password Manager Pro

12100以前のビルド

12101

2022/06/27

 

※現在ご使用のビルド確認方法は下記の通りです。
■Password Manager Pro Webクライアントの右上隅にある人型アイコンをクリックし、ドロップダウンから[製品について]を選択して、現在のビルドおよびバージョンを確認

対処方法

ビルド12101で対応いたしました。ビルド12101以降へのアップグレードをお願いいたします。