Patch Manager Plus オンプレミス版 ナレッジベース

配信サーバーのパッチ保存場所の変更方法


この記事では配信サーバーにおけるパッチ保存場所の変更方法について説明します。

配信サーバーのパッチリポジトリ(パッチストア)の変更方法

配信サーバーは、Patch Manager Plusサーバーのパッチリポジトリ(パッチストア)からパッチを定期的に複製し、配信サーバー内のパッチリポジトリ(パッチストア)に保存します。保存場所の変更方法は以下の通りです。

配信サーバーがインストールされているコンピューター内にパッチストアを構成することを強く推奨します。
  1. 配信サーバーがインストールされているコンピューターでスタートメニュー > コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  2. <配信サーバーのインストールフォルダ>内のScriptsフォルダに移動します。<配信サーバーのインストールフォルダ>はデフォルトではC:\Program Files (x86)\UEMS_DistributionServerまたはC:\Program Files (x86)\PatchManagerPlus_DistributionServerです(インストールしたときのビルドによって異なります)。

    (例) cd C:\Program Files\UEMS_DistributionServer\Scripts\

  3. 次のコマンド" wscript changepath.vbs patchstore <移動先のパス> "を実行します。

    (例)wscript changepath.vbs patchstore D:\ManageEngine\patchstore

  4. 今までのパッチリポジトリ"<配信サーバーのインストールフォルダ>\replication\store\"からすべてのファイルを新しいパッチリポジトリ(パッチストア)にコピーします。

以上の手順で、配信サーバー上のパッチリポジトリの場所を変更します。
そのため、Patch Manager Plusサーバーから複製されたすべてのパッチデータは、新しいフォルダーに配置されます。