エージェント側から可能な操作
作成日:2020年6月5日 | 更新日:2021年5月18日
この記事では、Windows/Macエージェント側から実行可能な操作について説明しています。
エージェント側から実行可能な操作の種類・操作方法
通知領域に表示されるWindows Patch Manager Plusエージェントアイコンを右クリック/ステータスメニュー表示されるMac Patch Manager Plusエージェントアイコンを右クリックすることで、エージェント側からの操作が可能です。
前提条件
Patch Manager Plusコンソール画面から、各項目の表示を有効化する必要があります。
- 管理タブ > SoM設定 > エージェント設定 ページを開き、「エージェントトレイアイコン」タブを開きます。
- 「エージェントトレイアイコンをシステムトレイに表示する」にチェックを入れます。
- それ以外のチェックボックスは、チェックを入れたままにします(必要に応じてチェックを外します)。
- パッチメニューの表示: パッチスキャンのオプションをエージェント側に表示します。
- 設定メニューの表示: 構成を適用するオプションをエージェントで表示します。
- 設定中とパッチスキャン中に、情報バルーンを表示: パッチ配布の適用中やパッチスキャン中に、管理対象PCにおいて情報ポップアップメッセージを表示します。
通知領域にアイコンを表示したくない場合や、ポップアップを表示したくない場合は、チェックを外します。この設定は、Patch Manager Plusサーバーと通信可能なエージェントに対して、90分以内(次のリフレッシュサイクル)に反映されます。
トレイアイコンが表示されない場合は、<エージェントフォルダー>\bin\dcagentrayicon.exeを実行します。
トレイアイコンが表示されない場合は、<エージェントフォルダー>\bin\dcagentrayicon.exeを実行します。
なお、エージェント側で「構成の適用」を実行することで、次のリフレッシュサイクルを待たずに設定内容を即時適用することも可能です。
実行可能な操作の種類
Windows/Macエージェント
- トラブルシューティングツール(Windowsのみ)
トラブルシューティングツールを起動します。
- エージェントログの操作
お問い合わせの際に必要になる場合があるエージェントログについて、フォルダーを表示します。
- パッチスキャン
手動パッチスキャンを実行し、結果をサーバーに送信します。
- 構成を適用(設定を適用)
Patch Manager Plusで構成されたパッチ配布をエージェント側から取得する「構成の適用」を表示します。(スケジューラー設定や配布ウィンドウによる時間帯制限等を設定していなければ)「構成の適用」を選択することで、構成を即座に適用させることが可能です。構成の適用(Apply Configuration)について
Patch Manager Plusでは、パッチ/各種設定などの構成を対象に配布するタイミングは基本的にリフレッシュサイクルとなります。
リフレッシュサイクルを待たずに構成を適用したい場合は、Windows/Macエージェント側からこの「構成の適用」を選択することで、構成を即時適用させることが可能です(スケジューラー設定や配布ウィンドウによる時間帯制限等を設定していない場合)。
「構成の適用」をクリックすると、Patch Manager PlusエージェントはPatch Manager Plusサーバーにアクセスし、エージェント自身に対して配布された構成情報を取得します。
Linux エージェントにおいて、「構成の適用」を実行するには、こちらをご覧ください。 - サーバー詳細情報の表示
カーソルを通知領域アイコンに合わせた場合に、Patch Manager Plusサーバー名・ポートについて表示する「エージェントの詳細」、エージェントログの表示、エージェントログのアーカイブの実行が選択可能です。
Linuxエージェント側からのスキャン実行
LinuxエージェントがインストールされたLinuxコンピューターでは、以下のコマンドをroot権限で実行することで、パッチスキャン/構成の適用を開始できます。
- パッチスキャン
/usr/local/uems_agent/dcpatchscan Manual 0
- 構成を適用
/usr/local/uems_agent/bin/dcconfig refresh