Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

デバイスフレンドリ名の設定


このナレッジは、Patch Manager Plus Cloudでご利用いただけるデバイスフレンドリ名の設定について説明しています。

デバイスフレンドリ名の設定

Patch Manager Plus Cloudにおいて、管理対象コンピューターにフレンドリ名を設定する機能が2023年に実装されました。

フレンドリ名とは

管理対象コンピューターに付けられる別名です。似た名前のコンピューターが複数ある場合に、区別しやすいように設定できます。

Patch Manager Plus Cloudでは、「ドメイン名-ホスト名」が一致する複数台のコンピューターを管理することができません。「ドメイン名-ホスト名」はユニークである必要があります。詳細はこちらのナレッジをご覧ください。
ホスト名の重複にかかる制限について
フレンドリ名の設定
  1. コンソール画面にアクセスし、エージェントタブ > 設定 > SoM設定 を開きます。
  2. Device Friendly Name Formatにおいて、フレンドリ名の形式をクリックして選択します。使用できる変数は以下の通りです。
    • Device Name(デバイス名)
    • Physical MAC Address(物理MACアドレス)
    • Domain Name(ドメイン名)
    • IP Address(IPアドレス)
    • Remote Office(リモートオフィス)
    • OS Name(OS名)
    • Serial Number(シリアル番号)
    • Recently Logged on User(最近ログインしたユーザー)
    • Device Model(デバイスモデル)

  3. 「保存」をクリックします。

 

フレンドリ名を構成の配布対象として使用する

フレンドリ名を構成の配布対象として使用するには、設定を有効化する必要があります。いったん有効化すると、無効化することはできません。

  1. 管理タブ > 構成の設定 > 構成の設定 を開きます。
  2. Device friendly name filter の「Enable device friendly name filter under define target」にチェックを入れます(「この項目は一度有効化すると無効化できない」旨の注意書きが表示されます)。
  3. 「保存」をクリックします。

以上を設定すると、パッチ配布における対象フィルター条件としてフレンドリ名が選択可能になります。