Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

ホスト名の重複にかかる制限について


確認日: 2023/03/24
この記事では、Patch Manager Plus Cloud の管理対象に追加するコンピューターの制限事項について説明しています。

ホスト名の重複にかかる制限について

Patch Manager Plus Cloudでは、同一ドメイン内において、仕様上 ホスト名が重複するコンピューターを複数管理することはできません
以下のような場合、いずれも 1台分の情報のみが Patch Manager Plus Cloud に保持され、その他の対象の情報は上書きされます。

  • (例1)マルチブートコンピューターで、同一のホスト名を持つOSが複数存在する場合
  • (例2)クローニングにおいて OS イメージを配布し、同一のホスト名を持つコンピューターが複数存在する場合(※ スクリプトを実行することで、クローニングの際にマスターイメージにエージェントを入れてOSイメージを配布できます。詳細は Endpoint Centralオンプレミス版のナレッジ をご覧ください)
  • (例3)管理対象の仮想マシンが同一ホスト名を持つ場合(※ 現在のPatch Manager Plus Cloudの仕様では、FriendlyNameの登録に対応していません)
Patch Manager Plus オンプレミス版との類似点
Patch Manager Plus Cloud および Patch Manager Plus オンプレミス版は、管理対象の (a) IPアドレス(b)ホスト名\ドメイン名(c)FQDN に基づいて対象を区別し、各エージェントに対して一意の ID を割り振ります。


Patch Manager Plus オンプレミス版においても、ホスト名の重複するコンピューターの管理対象への追加においては同様の制限があります。