ホスト名の重複にかかる制限について
作成日:2023年3月29日 | 更新日:2025年4月25日
この記事では、Patch Manager Plus Cloud の管理対象に追加するコンピューターの制限事項について説明しています。
ホスト名の重複にかかる制限について
Patch Manager Plus Cloudでは、同一ドメイン内において、仕様上 ホスト名が重複するコンピューターを複数管理することはできません。
以下のような場合、いずれも 1台分の情報のみが Patch Manager Plus Cloud に保持され、その他の対象の情報は上書きされます。
- (例1)マルチブートコンピューターで、同一のホスト名を持つOSが複数存在する場合
- (例2)クローニングにおいて OS イメージを配布し、同一のホスト名を持つコンピューターが複数存在する場合(※ スクリプトを実行することで、クローニングの際にマスターイメージにエージェントを入れてOSイメージを配布できます。詳細は Endpoint Centralオンプレミス版のナレッジ をご覧ください)
- (例3)管理対象の仮想マシンに関し、同一ドメイン内に同一ホスト名を持つものが複数台ある場合
本制約は、「ドメイン名とホスト名の組」が一意でなければならない、というものであるため、IPアドレスが一意であることが必ずしも要求されるわけではありません。
ホスト名が(同一ではないものの)似ている端末が複数台存在する場合には、管理上の分かりやすさのため、フレンドリ名を設定することをお勧めします。