Patch Manager Plus Cloud ナレッジベース

コンソール画面へアクセス可能なIPアドレスを制限する方法


この記事では、Patch Manager Plus Cloudコンソール画面に対してアクセス可能なIPアドレスを制限する方法について説明しています。なお、本ナレッジはPatch Manager Plusオンプレミス版には適用できません。

コンソール画面へアクセス可能なIPアドレスを制限する方法

Zohoアカウントの設定で、Patch Manager Plus Cloudへのアクセス/サインインを特定のIPアドレスのみに制限することが可能です。

アクセスするIPアドレスを制限する手順
  1. Patch Manager Plus Cloudコンソール画面へサインイン後、右上のユーザーアイコン →「My Account」をクリックします。
  2. 「Zoho Accounts」→「セキュリティ」→「許可するIPアドレス」より、IPアドレスを指定します。詳細は詳細はこちらをご覧ください。

許可されたIPアドレス以外からアクセスすると、「このIPアドレスからのサインインは許可されていません」というエラーメッセージが表示されます。

  • この設定は、Zoho組織単位で設定されます。設定すると、Patch Manager Plus Cloudを含むすべてのManageEngineクラウドサービス(ServiceDesk Plus Cloudなど)のユーザー、Zohoサービスのユーザー(Zoho CRMなど)に対して適用されます。
  • ServiceDesk Plus Cloudなど一部のサービスでは、Zoho Directoryを使用することで組織内の一部のユーザーに対してのみポリシーを適用できます。なおポリシーはユーザー単位(またはユーザーグループ)に対してのみ適用可能であるため、アプリケーション単位で制限を設定することは仕様上できません。また、Patch Manager Plus CloudはZoho Directoryで管理可能なアプリケーションに含まれていないため、Patch Manager Plus Cloudユーザーに対してのみIPアドレス制限をかけることには現在対応しておりません。
  • IPアドレス制限の設定後、何らかの理由によりログインができなくなった場合は以下のいずれかの対応が必要です。
    • グローバル本社にメールを送信する:こちらをご覧ください。
    • 解除フォームに入力する:日本データセンターの場合こちら、米国データセンターの場合こちらにアクセスして、スーパー管理者のメールアドレスまたは電話番号を入力します。詳細な手順や前提条件はこちらのドキュメントをご覧ください。