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イベントログルールおよびSyslogルールで複数のルールに一致するイベントが発生した場合の動作について


概要

イベントログルールおよびSyslogルールで複数のルールに一致するイベントが発生した場合の動作について、ご説明いたします。

解説

イベントログおよびSyslog監視では、Ssylogルールおよびイベントログルール(以下ルールと呼称)で設定されたアラートの重要度に応じてルールが適用されます。

そして複数のルールに一致するイベントが発生した場合は、アラートの重要度の優先順位に応じて使用するルールを決定します。
アラートの重要度の優先順位は以下の通りです。

イベントを無視>重大>警告>注意>クリア

なお、無視とはイベントログおよびSyslog監視にて、特定のイベントのみアラートを挙げない設定を意味します。

複数の異なるルールに一致するSylsogまたはイベントログを受信した場合、メモリ内で最初に一致したルールが適用されます。
メモリーへの格納は、OpManagerサービスの起動時に行われており、ルールで設定されたアラートの重要度で優先順位の高いものから格納されます。
同じアラートの重要度のルールは、データベースから取得されたルールの作成時刻に基づいて格納されます。
そのためSyslogルールおよびイベントログルールを頻繁に追加/編集すると、メモリー内の順序が正しく更新されず、上記の動作が実行されない場合がございます。

例)
下記のようなイベントログルールが2つある場合、イベントID:998のイベントログを検知した場合でも、OpManagerでは「警告」としてアラートを発報します。

ビルド12.2以降の画面:

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