装置が動的IPアドレスを持つ環境下で装置監視を行いたい。
作成日:2016年1月25日 | 更新日:2022年6月13日
要望
自動的にIPアドレスが更新される仕組みを知りたい。
DHCP環境下でOpManagerを運用したい。
解説
OpManagerでは、IPアドレスの代わりにDNS名を指定して、対象装置を監視する設定を行うことができます。
ビルド12.5.150以降
[設定]->[監視]->[監視設定]より[ポーリング]欄でDNSにチェックを入れ保存
DNS名を表示名として採用する場合、下記の手順で設定可能です。
[設定]->[ディスカバリー]->[ディスカバリー設定]の[DNS名を表示名に使用する]を有効にし保存
個別に設定する場合、下記の手順で設定可能です。
[インベントリ]->装置の概要ページ->右上の[≡]->[装置情報の編集]より[ポーリング]欄でDNSを選択し保存
ビルド12.3.231~ビルド12.4.196
以下の項目より、[動的IPアドレス]を有効にし保存
[設定]->[ディスカバリー]->[Discovery Settings]
※ビルド12.3.231のみ、下記項目にございます
[設定]->[基本設定]->[システム設定]
ビルド12.3.186以前
1.OpManager\conf\serverparameters.confを以下の通り変更し保存
PING_USING_IPADDRESS false
(デフォルトでは、PING_USING_IPADDRESS trueです。)
2.OpManagerを起動
上記内部ファイルの更新により、以下2つの機能が有効になります
・IPアドレスの代わりに、DNS名による指定で装置の監視を行う
・6時間ごとに、装置情報に紐づけられたIPアドレスを最新のものに更新する
※OpManagerが持つ装置情報としてのIPアドレス更新は6時間に1回のみとなりますが、
上記更新が行われていない間も、OpManagerはDNS名による監視を行います。
そのためOpManagerサーバー上から名前解決が正しく行える場合は、
IPアドレスの変更から実際にOpManager上で更新される間に発生する遅延による監視への影響はございません。
※既に装置がIPアドレスでディスカバリされている場合、
再度当該装置をディスカバリし直していただく必要がございます。
【対応リリース】 12.3以降
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OpManager 製品紹介ページはこちら ↓
https://www.manageengine.jp/products/OpManager/
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