OpManager ナレッジベース

IDの異なる複数のイベントログ監視が1つのアラートに集約される


【現象/要望】
Windowsイベントログ監視にて、
イベントID、メッセージが異なるイベントログを取得しても、
「ソース」が同一だと一つのアラートとして集約され、
2件目以降のイベントログでは新しいアラート詳細画面が作成されず、アラート詳細画面 -> [イベント](アラートの履歴)配下に表示される。

画像例)イベントID「999」、「998」と異なりますが、「ソース」が「test1」と同一のため、下記の通りアラートメッセージをクリックし表示される下記アラート詳細画面上ではまとめられて1つになっています。

【原因】

現在のOpManagerの仕様です。

以下、イベントログ監視とアラート作成の仕様となります:

    • イベントログ監視の条件に当てはまるイベントログは、発生しているアラート情報を格納する「Alert」テーブルに格納され、各装置とアラートの対応付けは、「Alert」テーブル内の「Entity」列で識別を行います。
    • アラート情報として格納されたイベントイベントログのデータ行の「Entity」列は、以下の様に設定されます。

「装置名_ソース名」

  • 「装置名_ソース名」が同一であるイベントログは全て同一のアラートとして識別されるため、上記以外の要素(ID、イベントタイプ等)が異なる場合も同一のイベントログとして識別されます。
    これに当てはまるイベントログは、一番初めに発生したイベントログ以外、全てイベントとして格納されます。

【解決策】
ソースが異なるイベントのみ、別のイベントとして扱われるため、ソースが同じである限り、異なるアラートとして作成することが出来兼ねます。

※アラートは更新されますので、通知プロファイルは実行されます。

【対応ビルド】x.x

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