ADManager Plus ナレッジベース

特定の属性をもつユーザーの一括作成を自動化する方法


本ナレッジでは、ADManager Plusの自動化機能の設定例を紹介します。

 

自動化の概要

ADManager Plusの自動化機能を使用することで、組織内の重要な作業を自動化できます(自動化機能の詳細はこちらのナレッジをご参照ください)。

自動化する作業

Active Direcroryにて、特定の属性をもつ複数のユーザーを一括で自動的に作成する方法を紹介します。

自動化設定例

例として、50人のユーザーの一括作成を自動化する方法を紹介します。
なお、この50人のユーザーは、4月1日にActive Directory上で「みなとみらい」グループに所属することになる新入社員だとします。

手順1

新しくユーザーの作成テンプレート(ユーザーの所属グループを「みなとみらい」に指定するもの)を作成します。

詳細手順はこちらのヘルプドキュメントの「詳細手順」をご覧ください。

テンプレート作成画面では、「アカウント」タブの「所属するグループ」フィールドにて「みなとみらい」グループを指定します。
手順2

手順1で作成したユーザーの作成テンプレートを用いて、自動化を設定します。

詳細手順はこちらのナレッジをご覧ください。

  • 自動化設定画面の「自動化のカテゴリー」フィールドでは、「ユーザー自動化」を指定します。
  • 自動化設定画面の「自動化タスク/ポリシー」フィールドでは「ユーザーの作成」を、「テンプレートの選択」フィールドで手順1で作成したユーザーの作成テンプレートを指定します。
  • 作成するユーザーをCSVファイル等で指定します。作成するユーザーをCSVファイルで指定する場合は、「CSVファイルの場所」フィールドで、作成するユーザーを含むCSVファイルを指定してください。CSVファイルに含める必要のあるユーザー属性は、手順1で作成したユーザーの作成テンプレートの内容によって異なりますが()、以下にCSVファイルの一例をご紹介します(CSVのインポートについて、詳細はこちらのヘルプドキュメントをご覧ください)。
    givenName
    user1
    user2
    (中略)
    user50
  • 自動化設定画面の「実行スケジュール」セクションでは「カスタム」を選択後、4月1日の実行を指定します。

※使用するユーザーの作成テンプレートの入力必須フィールドの値は、テンプレート上で、もしくはCSVファイル上で、必ず指定する必要があります。