ADSelfService Plus ナレッジベース

ユーザー列挙防止オプションについて


本ナレッジでは、ビルド6206で追加された「疑似認証」の機能についてご案内いたします。

リリース情報(バージョン6.2)およびビルド番号の確認方法につきましては、下記をご参照ください。
ADSelfService Plus 6.2 リリースノート
リリースビルド情報
ビルド番号の確認方法

<目次>
概要
設定方法

概要

本機能の設定により、脆弱性(CVE-2022-28987)を回避します。
具体的には、悪意ある第三者によるログインが試行された場合の、ログイン設定を行うことができます。

ADSelfService Plusを最新ビルドにアップグレードする必要があります。

設定方法

  1. 管理者としてADSelfService Plusにログイン
  2. [管理]タブ-->[カスタマイズ]-->[ログイン設定]をクリック
  3. [一般]タブにある「ハッカーが有効なユーザーを探すのを防止します。」にチェックを入れる
  4. [構成]をクリック
  5. 表示された画面上で任意の疑似認証を設定

    ランダムなセキュリティ質問
    悪意ある第三者に対して、本人確認の認証として、セキュリティ質問がランダムに2つ表示されます。
    なお、セキュリティ質問を編集するには、[変更]リンクをクリックしてください。

    メール認証リンク
    ログイン試行する悪意ある第三者に対して、認証メールが送付されたメッセージを表示します。
    (実際に、認証メールは送付されません。)

  6. [保存]をクリック