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WMIモードを使用した監視がうまくいかない場合のトラブルシューティング


現象/要望

WMIモードで監視を追加または監視している際、「RPCサーバーを利用できません」というエラーメッセージが表示されます。

解決方法

  1. サーバーがドメインにある場合は、ドメイン名を使用してサーバーを追加します。
  2. サーバーがworkgroupにある場合はホスト名を使用してサーバーを追加します。
  3. Applications ManagerサーバーからリモートWindowsマシンにPing疎通できるかどうかを確認します。
    ホスト名と実際のIPアドレスでpingを実行します。
  4. サーバーがDMZにある場合は、Applications ManagerサーバーのC:\\Windows\system32\driver\etc\hostsファイルにIPアドレスとホスト名を追加します。
  5. RPCおよびWMIサービスが実行されているかどうかを確認します。
    ・「ファイル名を指定して実行」より、services.msc を入力し、サービスを開きます。
    ・Remote Procedure CallとWindows Management Instrumentationが実行中であるかどうかを確認します。
    ・実行されていない場合は、これらのサービスを開始します。
  6. Applications Managerサーバーと監視対象サーバーのファイアウォールを確認し、WMIモードの監視に必要なポートを開きます。
    ・Windows Management Instrumentation(WMI)(デフォルト:445)
    ・リモートプロシージャコール(RPC)(デフォルト:135)
    ・リモート通信用のDCOM:
    WMIはリモート通信にDCOMを使用します。監視対象のサーバーは、デフォルトで1024以上のランダムポート番号を使用して返信します。ターゲットサーバーに接続し、指定されたポートの範囲(5000〜5100)内のポートを使用するように設定します。ターゲットサーバー内のポートを制限するには、このリンクをご参照ください。

通常、少なくとも100ポートの範囲を開くことをお勧めします。同じ範囲のポートもファイアウォールで開く必要があります。
[ スタート]→[実行]→[ wbemtest ]をクリックします。

AppManagerホスト から、 wbemtestを使用して、リモートシステムに接続するときのエラーメッセージを見つけます。
※■WMI通信の確認方法

  1. [ スタート]->[実行]->[ wbemtest ]をクリックします
    Windows ManagementInstrumentationTesterツールが開きますので、[接続]ボタンをクリックします。
  2. 最初のテキストボックス (\\ root \ default)に、 \\ ホスト名 \ root\cimv2を入力します。
    ※失敗する場合は、\\ IPアドレス\ root\cimv2でもお試しください。
  3.  [資格情報]タブでユーザー名とパスワードを入力します。

IPアドレスまたはホスト名どちらかでのみ機能した場合、
IPアドレスまたはホスト名を介してのみマシンにアクセスできることがわかります。
これは、 <C:\ Windows \ system32 \ drivers \ etc\hosts>ファイルのエントリが間違っていることが原因である可能性があります。
ファイル内のエントリを削除し、 ホスト名を使用して再試行してください。

それでも機能しない場合は、wbemtestに表示される以下のエラーダイアログのスクリーンショットをサポートまでお問合せください。

 

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