Applications Manager ナレッジベース

概要

Applications Managerのバックアップ・リストアの方法についてご案内いたします。
対象Edition：Professional/Enterprise Edition

• PostgreSQLデータベースを利用している場合
• MSSQLデータベースを利用している場合

PostgreSQLデータベースを利用している場合

Applications Managerには、PostgreSQLデータベースがバンドルされております。
以下2つのバックアップ・リストア方法がございますので、ご利用環境に応じて実施してください。

• ①データベースのバックアップ・リストア
  データベースのみのバックアップです。比較的バックアップファイルの容量は少なく済みますが、
  バックアップ時に十分にデータが取得できない場合や、リストアに失敗する可能性がございます。
• ②フルバックアップ・リストア
  Applications Managerのインストールフォルダー全体のバックアップです。
  バックアップファイルのサイズは大きくなりますが、確実に元の状態に戻すことが可能です。

①データベースのバックアップ・リストア（PostgreSQL）

バックアップ方法

1.  Applications Managerを停止し次のプロセスが停止していることを確認します。
   (Windowsの場合)
   postgres.exe（またはmysql-nt.exe）、java.exe、Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
   (Linuxの場合)
   postgres（またはmysqld）、java、Wrapper(デーモンとして起動している場合)
   Applications Managerの起動とシャットダウン
2.  コマンドプロンプトまたはターミナルを管理者として起動し
   [Applications Managerインストールフォルダー/bin]に移動します。
3.  次のコマンドを実行します。
   [Windowsの場合] BackupPGSQLDB.bat
   [Linuxの場合] ./BackupPGSQLDB.sh
4.  バックアップファイルが次のフォルダー(ディレクトリ)に作成されます。
   [Applications Managerインストールフォルダー]/working/backup/
   例：[Applications Managerインストールフォルダー]/working/backup/backupzip_Jan_3_2008_14_51_15/backupzip_Jan_3_2008_14_51_15.zip

リストア方法（PostgreSQL）

1.  Applications Managerを停止し次のプロセスが停止していることを確認します。
   [Windowsの場合] postgres.exe（またはmysql-nt.exe）、java.exe、Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
   [Linuxの場合] postgres（またはmysqld）、java、Wrapper(デーモンとして起動している場合)
   Applications Managerの起動とシャットダウン
2.  コマンドプロンプトまたはターミナルを管理者として起動し
   [Applications Managerインストールフォルダー/bin]に移動します。
3.  次のコマンドを実行します。
   [Windowsの場合] RestorePGSQLDB.bat <バックアップファイルへの絶対パス>
   [Linuxの場合] ./RestorePGSQLDB.sh <バックアップファイルへの絶対パス>
   実行例：
   RestorePGSQLDB.bat C:\AppManager11\working\backup\backupzip_Jan_3_2008_14_51_15\backupzip_Jan_3_2008_14_51_15.zip
4.  Applications Managerを起動します。

②フルバックアップ・リストア（PostgreSQL）

バックアップ方法

1. Applications Managerを停止し次のプロセスが停止していることを確認します。
   [Windowsの場合] postgres.exe（またはmysql-nt.exe）、java.exe、Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
   [Linuxの場合] postgres（またはmysqld）、java、Wrapper(デーモンとして起動している場合)
   Applications Managerの起動とシャットダウン
2. Applications Managerのインストールフォルダーをコピーし、元のフォルダーとは関係のない場所に退避
   ※元のフォルダー内に配置した場合、アンインストール時にフォルダーごと削除されます。
3. 既存環境で利用を続ける場合は、現行のApplications Managerサービスを起動します。
   取得したバックアップ（インストールフォルダー）はリストア用に保管してください。

リストア方法

1. 既存のApplications Managerサービスをアンインストールするか、
   Windowsの場合、既存のApplications Managerのディレクトリに移動し、
   AppManager \ binフォルダーにあるuninstallService.batを実行して、サービスをアンインストールします。
   ※既存のApplications Managerフォルダーに上書きすることはできません。
2. フルバックアップしたフォルダーを、Applications Managerを復旧したい場所に配置します。
3. Windowsの場合、AppManager \ binフォルダーにあるinstallService.batを実行して、サービスをインストールします。
4. Applications Managerを起動します。

MS SQLデータベースを利用している場合

バックアップ方法

1.  Applications Managerを停止し次のプロセスが停止していることを確認します。
   [Windowsの場合] postgres.exe（またはmysql-nt.exe）、java.exe、Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
   [Linuxの場合] postgres（またはmysqld）、java、Wrapper(デーモンとして起動している場合)
   Applications Managerの起動とシャットダウン
2. SQL Management Studioツールに接続し、AMDBデータベース全体をバックアップします。
   →詳細はCreate a Full Database Backup(Microsoftサイト)をご参照ください。
3.  [Applications Managerインストールフォルダー]のコピーを取得します。
   ※Applications Managerのインストールフォルダーをコピーし、元のフォルダーとは関係のない場所に退避
   ※元のフォルダー内に配置した場合、アンインストール時にフォルダーごと削除されます。

リストア方法

1.  Applications Managerを停止し次のプロセスが停止していることを確認します。
   [Windowsの場合] postgres.exe（またはmysql-nt.exe）、java.exe、Wrapper.exe(サービスとして起動している場合)
   [Linuxの場合] postgres（またはmysqld）、java、Wrapper(デーモンとして起動している場合)
   Applications Managerの起動とシャットダウン
2. SQL Management Studioツールに接続し、AMDBデータベースの完全バックアップを復元します。
   →詳細はHow to: Restore a Database Backup (SQL Server Management Studio)(Microsoftサイト)をご参照ください。
   データベースの復元中は、Applications Managerを実行しないでください。
   SQLデータベースのバックアップと復元の手順の詳細については、Back Up and Restore of SQL Server Databases(Microsoftサイト)をご参照ください。
3.  Applications Managerを起動します。