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Applications ManagerでURLを監視する方法の違いについて


URL 監視、URLシーケンス監視、リアルブラウザー監視(RBM)の主な違いについて知りたい

 Applications ManagerではURL監視について3種類の監視方法がございます。
それぞれの違いや特徴についてご紹介いたします。
URL監視
「URL監視」は、ある特定のURL1つを監視対象とします。
APMサーバーから対象のURLへの接続状況を一定のポーリング間隔で監視することで、WebサイトやWebアプリケーションが適切に稼働しているかを確認します。
※なお、Applications Managerでは、ビルド14XXX以降のJavaバージョン7、8を使用しているビルドであれば、
 RSA2048bitの鍵長で暗号化されたhttpsのURL監視に対応しております。
URLシーケンス監視
「URLシーケンス監視」は、特定のURLからさらに特定のURLへの遷移状況(シーケンス)を監視対象とし、WebサイトやWebアプリケーションのコンテンツや応答時間など、可用性を監視することができます。
リアルブラウザー監視(RBM)

「リアルブラウザー監視」は、 Webアプリケーションにアクセスして、特定の操作を実行する監視のシナリオを記録し、記録したシナリオを、エンドユーザーもしくは各拠点ネットワークのクライアントに配置したエージェントを用いて定期的に再現し、ユーザーが体感するレスポンスを監視します。

URLシーケンス監視とリアルブラウザー監視の主な違いとしては、
エンドユーザーの体感、各拠点からWebアプリケーションへアクセスした際のレスポンスを可視化して監視したいかどうかにあります。

ユーザーから見たWebアプリケーションのレスポンスと、監視している環境から見るレスポンスに差異があり、可視化して早期対応したいということであればリアルブラウザー監視が有効です。

URLの遷移状況や、コンテンツチェック、応答時間といった可用性を監視したい場合はURLシーケンス監視が有効です。

 エンドユーザー監視の構成イメージ

 リアルブラウザー監視は、エージェントを仕込んだ拠点から該当のURLを監視することで、ユーザー体感を監視する仕組みとなっております。
構成に関しましては、以下のイメージ図をご参照ください。