自動ログオフの時間やスタンバイ復帰後のパスワード入力を設定する方法
質問
管理対象のWindowsコンピューター / Macコンピューターに対して、画面オフの時間や自動ログオフする時間を設定する方法を教えてください。また、スタンバイ状態から復帰した際ににパスワード入力を必須に設定する方法を教えてください。
回答
構成機能を使用することで、自動ログオフ時間の設定や、スタンバイ状態から復帰した際にパスワード入力を強制化することが可能です。WindowsとMacでの設定はそれぞれ以下の通りです(なお、以下の設定内容は一例となります。実際は、組織のルールに合った設定を行ないます)。
Windows管理対象
構成 > 電源管理機能 を使用します。
- 構成タブ > 構成の追加 > Windows > 電源管理 > コンピューター (または ユーザー )をクリックします。
- 「構成の名前」に任意の名前を入力し、必要に応じて説明も入力します。
- 新たに構成を設定する場合は「電源設定を作成する」、既存の構成を変更する場合は「電源設定を変更する」、既存の構成を削除し、元の設定に戻す場合は「電源設定を削除する」を選択します。
- 「設定」において、ディスプレイを暗くする時間/ディスプレイをオフにする時間/スリープ状態にする時間/システム休止にする時間/ハードディスクをオフにする時間をそれぞれ電源接続時/バッテリー使用時について設定します。
- 詳細オプション > 追加設定 において、「PCがスタンバイから復帰した際にパスワードを求める」にチェックを入れます。
- 「配布/適用対象の設定」において、配布対象を選択します。必要に応じてフィルター条件を設定します。
- 必要に応じて再試行回数や通知有効化を設定します。
- 配布または今すぐ配布をクリックします。
以上で設定が完了しました。
コレクション機能を使用して、複数の構成をパッケージ化することが可能です。パッケージ化された「コレクション」を適用することで、複数の構成を一括適用できます。
Mac管理対象
構成 > 「省エネルギー設定」 および 「ログインウィンドウ」を使用します。Mac端末への「省エネルギー設定」では、スリープ移行までの時間を指定します。
続けて「ログオンウィンドウ」において、パスワード入力を必須にします。詳細は以下の通りです。
- 構成タブ > 構成の追加 > Mac > 省エネルギー設定 > コンピューター をクリックします。
- 「構成の名前」に任意の名前を入力し、必要に応じて説明も入力します。
- 「省エネルギー設定を構成」において、ディスプレイをスリープにする時間/コンピューターをスリープ状態にする時間をそれぞれバッテリー使用時/パワーアダプター使用時について設定します。
- 「配布/適用対象の設定」において、配布対象を選択します。必要に応じてフィルター条件を設定します。
- 必要に応じて再試行回数や通知有効化を設定します。
- 配布または今すぐ配布をクリックします。
- 続いて、構成タブ > 構成の追加 > Mac > ログインウィンドウ をクリックします。
- 「構成の名前」に任意の名前を入力し、必要に応じて説明も入力します。
- ログインウィンドウ > ログインプロンプト において、名前とパスワード (または利用可能なユーザーの一覧)を選択します。
- ログインオプション において、「スリープモード/スクリーンセーバーが表示された後、パスワード入力を要求」にチェックを入れます。
- 「配布/適用対象の設定」において、配布対象を選択します。必要に応じてフィルター条件を設定します。
- 必要に応じて再試行回数や通知有効化を設定します。
- 配布または今すぐ配布をクリックします。
以上で設定が完了しました。