Endpoint Central オンプレミス版 ナレッジベース

パッチファイルの直接ダウンロードの有効化/無効化方法


この記事では、Desktop Central 10.0.546以降で導入されたパッチファイルの直接ダウンロード機能について、およびパッチ直接ダウンロード機能の有効化/無効化方法について説明しています(→Desktop Central 10.0.562リリースノート)。なお、Desktop Central 10.0.646以降ではデフォルトの設定値および手順が変更になっています。

パッチ直接ダウンロードの有効化/無効化方法

パッチ直接ダウンロード機能とは

パッチ直接ダウンロード機能は、Windows/Macエージェント向けに導入された機能です。パッチ配布時のエージェント-サーバー間の通信容量を削減できるため、リモートワーク(テレワーク/自宅勤務)中にVPNで社内に接続する場合のパッチ管理において、特に有効な機能となります。

通常エージェントは、Endpoint Centralのパッチ配布構成が作成された場合、必要になるパッチファイルを製品サーバーまたは配信サーバーからダウンロードします。
この機能が有効な状態だと、環境に応じてパッチをベンダーサイトから直接ダウンロードするようになります。そのため、例えばリモートワーク中のWindows/Macコンピューターの管理をVPN経由で実施する場合、容量の比較的大きいパッチファイルのダウンロードをVPN経由にせずに済むため、帯域幅の限られたVPNを有効活用できるようになります。

【左:製品サーバーからダウンロード   右:直接ダウンロード】
製品サーバーとエージェントがVPN経由で通信する管理対象へのパッチ配布は、パッチファイルの直接ダウンロード機能によって、VPNの帯域消費を抑えることができます。
 


ビルドによって手順やデフォルトの設定が異なります。ご注意ください。
Endpoint Centralの各ビルド、および Desktop Central 10.0.716 以降
Desktop Central 10.0.646 から Desktop Central 10.0.715
Desktop Central 10.0.546 から Desktop Central 10.0.645

パッチ直接ダウンロードの有効化/無効化手順 (Endpoint Centralの各ビルド、および Desktop Central 10.0.716 以降)

機能はデフォルトで有効な状態のため、特段操作する必要はありません。
有効化状態では、パッチを直接ダウンロードするかサーバーからダウンロードするかが各エージェントの環境に応じて自動的に切り替わります
パッチ直接ダウンロード機能そのものを無効化すると、Endpoint Centralは常にEndpoint Centralサーバー経由でダウンロードします。
Windows / Mac 共通

パッチ直接ダウンロード機能を強制的に無効化するには、以下の手順を実行します。

  1. Desktop Centralコンソール画面にアクセスし、以下のURLを開きます。

    https://<サーバー名>:<ポート番号>/webclient#/uems/patch-mgmt/internal-settings

  2. 以下の内容を入力し、[submin]をクリックします。
    • Key: addMetaParams
    • Payload: {"addParam":"Patch_Direct_Download_DC", "option" : "1"}

これで、パッチファイルの直接ダウンロード機能の無効化が完了します。
VPN接続中もパッチファイルはPatch Manager Plusサーバーや配信サーバーからダウンロードされます。

パッチ直接ダウンロード機能を再度有効化するには、以下の手順を実行します。

  1. Desktop Centralコンソール画面にアクセスし、以下のURLを開きます。

    https://<サーバー名>:<ポート番号>/webclient#/uems/patch-mgmt/internal-settings

  2. 以下の内容を入力し、[submin]をクリックします。
    • Key: addMetaParams
    • Payload: {"addParam":"Patch_Direct_Download_DC", "option" : "0"}

これで、パッチファイルの直接ダウンロード機能の有効化が完了します。
 


パッチ直接ダウンロードの有効化/無効化手順 (Desktop Central 10.0.646 から Desktop Central 10.0.715)


手順は以下の通りです。なおこのオプションは、Linuxエージェントや、配信サーバーが設置されたリモートオフィスに所属するエージェントに対しては適用できません。

Desktop Central 10.0.646以降においては、パッチ直接ダウンロード機能の有効化/無効化は自動的に切り替わります。いったんパッチ直接ダウンロード機能を有効化した場合、エージェントはVPN接続中であることを自動的に判別し、VPN接続中にパッチファイルをダウンロードする際、各ベンダーサイトから直接ダウンロードします。管理対象コンピューターが社内ネットワークに接続されると、エージェントは社内ネットワークに接続されたことを自動的に判別し、パッチファイルをDesktop Centralサーバーからダウンロードします。
Windows / Mac 共通

パッチ直接ダウンロード機能を有効化するには、以下の手順を実行します。

  1. Desktop Centralコンソール画面にアクセスし、以下のURLを開きます。

    https://<サーバー名>:<ポート番号>/webclient#/patch-mgmt/internal-settings

  2. 以下の内容を入力し、[submin]をクリックします。
    • Key: addMetaParams
    • Payload: {"addParam":"Patch_Direct_Download_DC", "option" : "0"}

これで、パッチファイルの直接ダウンロード機能の有効化が完了します。
 

パッチ直接ダウンロード機能を無効化するには、以下の手順を実行します。なお、有効化状態で、パッチ直接ダウンロードは自動的に有効無効が切り替わり、パッチ直接ダウンロード機能そのものを無効化すると、Desktop Centralは常にDesktop Centralサーバー経由でダウンロードします(上記pointをご確認ください)。

  1. Desktop Centralコンソール画面にアクセスし、以下のURLを開きます。

    https://<サーバー名>:<ポート番号>/webclient#/patch-mgmt/internal-settings

  2. 以下の内容を入力し、[submin]をクリックします。
    • Key: addMetaParams
    • Payload: {"addParam":"Patch_Direct_Download_DC", "option" : "1"}

これで、パッチファイルの直接ダウンロード機能の無効化が完了します。
 


パッチ直接ダウンロードの有効化/無効化手順 (Desktop Central 10.0.546 から Desktop Central 10.0.645)


手順は以下の通りです。なおこのオプションは、Linuxエージェントや、配信サーバーが設置されたリモートオフィスに所属するエージェントに対しては適用できません。

Windows コンピューターの場合
  1. パッチ管理タブ > 配布 > Windows Updateの無効化 を開きます。
  2. 「エージェントにパッチの直接ダウンロードを有効化する」 の アクション列 > 「構成の作成」をクリックします。
  3. 「ローミングユーザー」となっているエージェントに対して、パッチファイルの直接ダウンロードを有効化する場合はそのまま、直接ダウンロードを無効化する場合は レジストリの設定 > に表示されている2つのレジストリそれぞれについて、アクション列 > 変更 をクリックし、値のデータを 1 から 0 にして保存します。
  4. 配布対象を選択し、必要に応じて実行設定を構成します。
  5. [配布] または [今すぐ配布] をクリックします。
Macコンピューターの場合
  1. パッチ管理タブ > パッチ > サポート済みパッチ を開きます。
  2. テーブル右上の虫眼鏡アイコンをクリックして検索機能を開き、 パッチID = 602357 を検索します。
  3. パッチID: 602357 が 「Direct Download Enabler for MAC Patches」であることを確認し、チェックを入れて [パッチのインストール] をクリックします。
  4. パッチ直接ダウンロードを無効化する場合はテーブル右上の虫眼鏡アイコンをクリックして検索機能を開き、 パッチID = 602358 を検索し、名称が「Direct Download Disabler for MAC Patches」であることを確認します。
  5. 通常の手動パッチ配布の手順を実行します。必要に応じて構成の名前、スケジューラー設定、配布設定、実行設定を編集します。
  6. 配布/適用対象の設定において、設定を有効化したいMac PCを選択します。
  7. [配布] または [今すぐ配布] をクリックします。

これで、パッチファイルの直接ダウンロード機能の有効化/無効化が完了します。