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Endpoint CentralエージェントがインストールされたWindowsコンピューターイメージの作成方法


本記事では、Endpoint Centralエージェント(Windows)がインストールされたコンピューターイメージの作成方法について解説します。Macコンピューターのイメージ作成はこちら、Linuxコンピューターのイメージ作成はこちらをご覧ください。

Endpoint Centralエージェントがインストールされたコンピューターイメージの作成方法

Endpoint Centralエージェントには、ドメイン名/コンピューター名の組み合わせで決定する一意のIDがあり、Endpoint Centralエージェントを含むコンピューターイメージを複数配布すると、IDの重複が発生します。
IDの重複があった場合、管理対象PCの情報が同一IDをもつ他のPCの情報で上書きされてしまい、Endpoint Centralでの正常な管理ができません。


この問題を回避するには、以下の手順にしたがってコンピューターイメージを作成、配布し、IDを変更します。

手順
  1. コンピューターイメージを作成するコンピューターにEndpoint Centralエージェントをインストールします。
  2. こちらを右クリック > 名前を付けてリンク先を保存 を選択してスクリプトをダウンロードし、イメージを作成するPCに保存します(このスクリプトを実行すると、Endpoint Central サーバーとエージェントの通信がブロックされます)。
  3. ダウンロードしたファイルの拡張子を.vbsファイルに変更します。
  4. 管理者としてコマンドプロンプトを開き、上記のスクリプトが保存されているフォルダーに移動します。

    (例)cd C:\Users\username\Downloads

  5. スクリプトを実行します。

    cscript dcagentpreimage.vbs

以上で、コンピューターイメージの作成準備が完了しました。
イメージを作成して、配布してください。配布後、各コンピューターでコンピューター名を変更すると、エージェントは新たなドメイン/コンピューター名の組み合わせからIDを再設定した後、Endpoint Centralサーバーとの通信を開始します。

その他のエージェント配布方法
マスターイメージにエージェントを含めて配布する以外にも、様々なエージェントの配布方法があります。詳細はエージェントのインストール方法をご覧ください。

※Endpoint Centralを使用してOSイメージを配布する機能についてはOS配布機能をご覧ください。なお、OS配布機能は日本語サポートの対象外となり、米国法人によるサポートとなります。また、ご利用には別途ライセンスが必要となります。


上記スクリプトを実行したEndpoint Centralエージェントは、コンピューター名が変更された場合にのみEndpoint Centralサーバーに接続します。
イメージの作成元のコンピューターも、上記スクリプトによって一時期的に通信ができない状態になるため、サーバーに再度接続するためには名前変更するか、次のスクリプトを使用してください。こちら を右クリック > 名前を付けてリンク先を保存 を選択してスクリプトをダウンロードし、ダウンロードしたファイルの拡張子を.vbsに変更した上で、イメージが配布されたすべてのコンピューターで下記を実行します。

cscript dcagentpostimage.vbs

この記事は、こちらのドキュメント(英語)を参照して作成されています。