Endpoint CentralエージェントがインストールされたMacコンピューターイメージの作成方法
本記事では、Endpoint Centralエージェント(Mac)がインストールされたコンピューターイメージの作成方法について解説します。
Windowsコンピューターのイメージ作成はこちら、Linuxコンピューターのイメージ作成はこちらをご覧ください。
Endpoint Centralエージェントがインストールされているコンピューターイメージの作成方法
Endpoint Centralエージェントには、ドメイン名/コンピューター名の組み合わせで決定する一意のIDがあり、Endpoint Centralエージェントを含むコンピューターイメージを複数配布すると、IDの重複が発生します。
そのままでは管理対象コンピューターの情報が重複するIDをもつ他のコンピューターの情報で上書きされてしまい、Endpoint Centralでの正常な管理ができないため、以下の手順を実行します。
そのままでは管理対象コンピューターの情報が重複するIDをもつ他のコンピューターの情報で上書きされてしまい、Endpoint Centralでの正常な管理ができないため、以下の手順を実行します。
手順
以下の手順を実行します。
イメージの作成時
- マスターイメージとして利用するMacコンピューターにEndpoint Centralエージェントをインストールします。
- スクリプトをダウンロードします。
- ファイルの拡張子を.shに変更します。
- 管理者権限でターミナルを起動し、スクリプトのダウンロード先に移動します。
cd <ダウンロード先ディレクトリ>
- 次のコマンドを実行し、実行権限を付与します。
sudo chmod +x dcagentpreimage_Mac.sh
- 次のコマンドを実行し、マスターイメージを作成するコンピューターに指定します(このスクリプトを実行すると、Endpoint Centralサーバーとの通信が停止されます)。
sudo ./dcagentpreimage_Mac.sh
以上で、コンピューターイメージの作成準備が完了しました。
イメージの配布時
- OSマスターイメージを作成し、各コンピューターに配布します。
Endpoint CentralのOS配布機能は、Windows OSのみをサポートしています。
- 配布後、各コンピューターでコンピューター名を変更します。
- コンピューター名が変更されると、エージェントは新たなドメイン/コンピューター名の組み合わせからIDを自動的に再設定し、Endpoint Centralサーバーとの通信を開始します(コンピューター名が変更された場合にのみEndpoint Centralサーバーに接続します。)。
イメージ作成元のコンピューターへの対応
イメージの作成元のコンピューターも、スクリプトによって一時期的に通信ができない状態になります。
マスターイメージを作成するコンピューターの指定を解除し、Endpoint Centralサーバーとの通信を再開する場合は、こちらのスクリプトをダウンロードし、ダウンロードしたファイルの拡張子を.shに変更した上で、イメージを作成したコンピューターで実行します。
イメージの作成元のコンピューターも、スクリプトによって一時期的に通信ができない状態になります。
マスターイメージを作成するコンピューターの指定を解除し、Endpoint Centralサーバーとの通信を再開する場合は、こちらのスクリプトをダウンロードし、ダウンロードしたファイルの拡張子を.shに変更した上で、イメージを作成したコンピューターで実行します。
sudo ./dcagentpostimage_Mac.sh
その他のエージェント配布方法
マスターイメージにエージェントを含めて配布する以外にも、様々なエージェントの配布方法があります。詳細はエージェントのインストール方法をご覧ください。
マスターイメージにエージェントを含めて配布する以外にも、様々なエージェントの配布方法があります。詳細はエージェントのインストール方法をご覧ください。
この記事は、こちらのドキュメント(英語)を参照して作成されています。