エージェントインストールの失敗 - 異なるサブネット
作成日:2017年3月7日 | 更新日:2020年12月29日
エージェントインストールの失敗 - 異なるサブネット
問題
Windowsファイアウォールが有効化されている Windows Server 2008以降 および Windows Vista以降のOSがインストールされたコンピューターに対して、Desktop Centralエージェントのインストールができません。
原因
対象PCにおいてWindowsファイアウォールが有効化されており、Desktop Centralサーバーとコンピューターが異なるサブネットに属している場合、エージェントインストールに失敗することがあります。これは、Windows Vista以降のOSを使用しているコンピューターには、「セキュリティが強化された Windows ファイアウォール の受信の規則」において、ローカルサブネット内で受信接続のみを受け入れることができる受信の規則がデフォルトで設定されているためです。
解決策
「Windowsファイアウォールの受信の規則」の設定をローカルサブネットから別のサブネットにも許可します。
- 対象PCの コントロールパネル > Windowsファイアウォール をクリックします
- 左のパネルより「詳細設定」を選択します
- 「ファイアウォールの規則の表示と作成」より、「受信規則」をクリックします
- 受信の規則の一覧より「ファイルとプリンター共有(ポート番号139,445に対する)」を右クリックし、「プロパティ」を選択します
- 「リモートIPアドレス」項目で、「対象」タブを選択します
- 「すべてのIPアドレス」ボタンをクリックします(すべての受信接続を可能にします)
- 設定を適用し、受信の規則を保存するために「OK」をクリックします
これでエージェントを無事インストールできるようになります。