【修正済】セルフサービスポータルが起動しない
この記事では、Desktop Centralのソフトウェア配布機能の一つである「セルフサービスポータル」に関する既知の不具合について記載しています。
【確認ビルド】
Desktop Central 10.0.562以降
【問題】
セルフサービスポータルがWindowsエージェントで起動しようとするとクラッシュする。
【原因】
ビルド依存の製品不具合により、例外が発生するため、セルフサービスポータル(SelfServicePortal.exe)を起動しようとするとクラッシュします。
【解決策】
Desktop Central 10.0.642以上の日本国内向けビルドへアップグレードします。または、以下の回避策を実行します。
【回避策】
ファイル/フォルダ―操作機能を使用して、修正されたファイルを各エージェントに配布します。詳細は以下の通りです。
修正ファイルの配布方法
- Desktop Centralコンソール画面にログインし、構成タブ > (左メニュー)構成の追加 > 構成 > Windows をクリックし、Windows向け構成一覧を開きます。
- ファイル/フォルダー操作 > コンピューター をクリックします。
- 任意の構成の名前を入力します(例: セルフサービスポータルの修正)。また、必要に応じて説明を追加します。
- ファイルフォルダー操作を以下のように構成します。
- アクションを選択(Select Action): 名前の変更 を選択します。
- 操作の種類: ファイルの名前を変更する を選択します。
- 送信元ファイルは以下のファイルパスを指定します。
<エージェントインストールフォルダー>\bin\selfserviceportal.exe
<エージェントフォルダー>はデフォルトでは"C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_Agent"になります。 - 新しいファイル名は以下を指定します。
selfserviceportal.exe_old
- [ファイル/フォルダーの追加]をクリックします。
- 続けてファイルフォルダー操作を以下のように追加します。
- アクションを選択(Select Action): コピー を選択します。
- 種類の選択: HTTPSを使ってコピーする を選択します。
- ファイル: ご使用中のビルド番号に合わせて以下のファイルをダウンロードし、ドラッグ&ドロップまたは[参照]をクリックしてダウンロードしたファイルを選択します。なお、ファイル名は selfserviceportal.exe となっていることを確認します。
- Desktop Central 10.0.562 :
こちらのファイル - Desktop Central 10.0.587 :
こちらのファイルselfserviceportal_10.0.587.zipをダウンロードして解凍し、selfserviceportal.txtをselfserviceportal.exeに変更します。 - その他のビルド: お問い合わせください。
- Desktop Central 10.0.562 :
- 送信先フォルダー: 以下のファイルパスを指定します。
<Desktop Centralエージェントフォルダー>\bin\
<エージェントフォルダー>はデフォルトでは"C:\Program Files (x86)\DesktopCentral_Agent"になります。 - [ファイル/フォルダーの追加]をクリックします。
- 配布/適用対象の設定: 配布対象を選択します。リモートオフィス/ドメインを選択し、必要に応じてフィルタ条件を追加します。
- 実行設定: 必要に応じて、再試行回数や通知を有効化します。
- [配布]または[今すぐ配布]をクリックします。
以上で、修正ファイルの配布が完了します。[配布]を選択した場合は次のリフレッシュサイクルまたはコンピューターの起動時に、[今すぐ配布]を選択した場合は即時に構成が適用されます。
なお、修正後セルフサービスポータルをデスクトップ上のショートカットから起動する場合、多少遅くなる場合があります。その際は、当該端末を再起動するか、Desktop Centralコンソール画面より 管理タブ > グローバル設定 > セルフサービスポータルの設定 > セルフサービスポータル より、ショートカットを一旦無効化して保存し、90分以上後に再度有効化して保存します。
【修正ビルド】
Desktop Central 10.0.642